BLOG

日々 感じたことを思うままに、つらつらと書いてます。

住宅特集2024 2月号

先日発売されました 新建築 住宅特集2024 2月号に

川本達也建築設計事務所さん設計の廻間町の家が掲載されております。

タープ屋根のような架構が特徴的でありながらも日射量を時間帯によって
屋根の角度で調整して行くという合理的な設計となっております。
また、市街化調整区域という土地であるが故に市街化調整されていく現状に
一石を投じ、住宅でありながらも、屋根部分は農家の人たちに
開かれた空間として設計されております。

開かれていながらもプライベートスペースが確保できるように
私たちはこの開く部分と閉じる部分の微調整をさせて頂く事に
携わらせて頂き大変勉強になりました。

是非、見てみて下さい!!

Im home 2024 128号

先日発売されたimhome 128号に
いつもお世話になっている服部信康建築設計事務所さん
設計の 多治見の家が掲載されております!
私たちは庭のお手伝いをさせて頂きました。
是非、お手に取っていただければと思います。

庭NIWA 2024 春

先日発売されました庭NIWAに 大和郡山城跡 毘沙門郭内 極楽橋周辺修景整備工事の内容が

掲載されております!

この度、私たちに工事を託してくださいました 郡山城史跡柳沢文庫保存会様
庭NIWA編集長の澤田様
写真家の笹倉洋平様

本当にありがとうございました!

また、大和郡山市の学芸員の皆様
造園設計協力を頂いた加藤様・井野様
石造物研究者の山川先生
城建築家の木村善行先生
庭利 荒木さん
佐杜庭 佐藤さん
石州 佐々木さん
水谷庭店 水谷さん
宮地工業 宮地さん
伊右衛門 平川さん
東勢園 舘さん
古川庭樹園 古川さん
蒼築舎 松木さん
dij 川澄さん
中村製缶 中村さん

改めて沢山の方々に助けて頂き目まぐるしい2年間となりましたが
無事にこの様な形として残る事が出来ました。
この貴重な経験は私たちにとって大きな励みとなりました。
今後もより、良いものを作っていきたいと思います。

関係者の皆様本当にありがとうございました。

I’m home 2023年 11月号

先日発売されたimhome11月号に
R.E.A.D. & Architects  岡田一樹さん設計の 軽井沢のセカンドライフハウスが掲載されております!
私たちは庭のお手伝いをさせて頂きました。
是非、お手に取っていただければと思います。

住宅建築 10月号

先日、発売された住宅建築10月号に 岩間建築設計事務所さんの 赤松の平屋が掲載されております!

是非、見てみて下さい!

写真は笹倉洋平さん

草津の家

庭を作って3年。植物も大きくなり建築を覆いだしました。
良い雰囲気になってきております。

建築は上見設計室さん 

借景の島

昨年から工事をしてきました瀬戸内海の本島の現場の動画を
MYDギャラリーさんから共有して頂きました。

とてもカッコイイ動画に仕上がっております。是非見てみて下さい!

私たちのチームは造園工事を担当させて頂きました。

設計は山口誠デザインさん 貴重な経験をありがとうございました!

借景の島 VOL.1 – YouTube

住宅特集2023 8月号

庭特集に岩間建築設計事務所さんの雑木庭の棲処が掲載されております!
写真の通りとても順調に育っております!

是非見てみて下さい!

住宅建築 8月号

先日発売されました住宅建築に

湯谷建築設計さんの明星の家が掲載されております!
是非見てみて下さい!

敷地の外まで

以前に工事をした現場の写真が出てきました。
室内から隣地の山を見ていて枯れた竹やツタが絡まった木で良い印象を与えていなかった事から
施主さんから隣地の方に声を掛けてもらって伐採と剪定をした写真です。

竹を透かし雑草を取り

川に引っかかった枯れ木を撤去したり
川の中から剪定したりすることで室内から見てとても良い景色になりました。

もちろん、下の写真の中に私の植えた木もありますが、
隣地のメンテナンスがあってこそ植えた木と、この借景が生きてきます。
自分の敷地を綺麗にすることで他者の家の室内の景色も変わります。
時々、そういう事が広がって行けばいいなと思ったりしてます。

設計は服部信康建築設計事務所さん

床の間

床の間を飾ると床の間のある部屋に影響を与える。
襖を開ければ客間や居間と別の空間に影響を与えていく。
庭も同じで敷地外にも建物の中にも影響を与える。
どこまで(見えるところや想像出来るところまでなんだろうけど)影響を与えているのかを見ているのが最近は楽しい。

時間

竣工して3年になる素粋居

本当に何も無いと言っても過言ではない状態からスタートしてここまで来ました。

まだまだ完成したとは言えませんが、初めの状態を知っているだけに色んな思いが込み上げて来ます。

植物を植えた後、素粋居に何度も足を運んで、植物の成長を目にしてきました。
日々が結果であるから、庭作りは尊い!

静岡

香川からそのまま静岡に来ております。

現在工事中の島田市の現場の後に静岡市で打ち合わせ。

一年半ぶりにお施主さんに会い楽しい時間となりました。

庭作りが楽しみです!

建築はスノーデザインオフィスの中村さん

豪邸!

現場

昨年の6月からスタートした本島での仕事もあと少しとなりました。

当時の様子を知ってるからなのか、この変化は感動もの

軽井沢のショーハウスで見た窓を思い出した。

本島

昨年の8月から香川県の丸亀市で仕事をさせて頂いております。

毎日、行きと帰りの船で瀬戸内海の穏やかさにいつも癒されてます。

今撮った写真。下の夕焼けは昨日の写真。

フォルダを見ると海ばっかりです。


上手くおさまった!

お問い合わせについて

当社への工事のご依頼をお申し込みいただきありがとうございます。
大変恐縮ですが、現在工事の予約が2025年4月までは一杯の状況になりましたので

現在工事の募集を締め切らせていただいております。

せっかくお申し込みをいただいたにもかかわらず、お断りせざるを得ない状況になり、誠に申し訳ございません。

また予約を再開する際には、改めてblogかインスタグラムにてご案内させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

新しい現場

横内敏人建築設計事務所さんの新しい現場が始まりました!

今回の庭はお施主様のお父さんが集められた上等な石を使って庭が作られます。
10tトラック2台に石がてんこ盛り、久しぶりに大きな石を見て気持ちが上がります!
お父さんも現場に立ち会って頂き素晴らしいワイヤー捌きを拝見させていただき勉強になりました。


↓下の写真の石はなんと7tもあります。凄まじい沓脱石

とても上質な敷石

↓どの位置に配置するかを決めてから土の鋤取りをし据え付けて行きます。

何とか無事に3石据え付け役目を果たせました。
庭工事の着工が楽しみです!

Im home no122

今週発売されましたアイムホームに服部信康建築設計事務所さんの

瀬戸の家が掲載されております!

しかもなんと表紙!
お施主様のインテリアも素晴らしいのでぜひ見てみてください!

あけましておめでとうございます

今年は床の間に晩白柚を飾ってみました。
私の歩んでいる日々がどう繋がっているのか
晩白柚のように、日々精進していきたいと思います。

昨年は大型物件が無事に終わり、良い経験が沢山できました。
今年も新たな出会いを楽しみたいと思います。
本年も宜しくお願い致します。

中部建築賞

今日、名古屋で中部建築賞の祝賀会に参加してきました。

以前担当させて頂きました

西口賢建築設計事務所さん岩間建築設計事務所さんの寺部の家と

岩間建築設計事務所さんの薬師田の家が昨年と今年で受賞!
毎年入賞されていて凄い。。。

西口さん岩間さんおめでとうございます!

私達もこの案件に携わる事が出来て本当に良い経験となりました。

写真は二枚目以外 笹の倉舎 笹倉洋平さん

本島の庭

延石が基礎にめり込んでいて基礎を痛めないように

かなり時間をかけてあの手この手でやっていたけど、びくともせず。

今回ばかりは抜けないと思った瞬間もあったが

最後の最後で抜けた!

良い年末になりました。

葉山

打ち合わせで葉山に行ってきました。
東京からの帰りだったので別荘を持ちたい気持ちがほんの少し分かった。

現場の前の海。

帰りに寿福寺にも。

鎌倉歴史文化交流館
ノーマンフォスターによる改修を見に行ったわけでなく出土品を。四耳壺の位の高さが分かった。
床のタイル?石?せん?がとても好み。

住宅特集2023 1月号

本日発売の住宅特集2023 1月号に
横内敏人建築設計事務所さんの小鷹野の家が掲載させれております!

施工は浜松市の杉浦建築さん。杉浦建築さんは本当に素晴らしい工務店ですので
私もまた一緒に仕事が出来る機会があれば良いな~と思っております。
それくらい良いチームで私も沢山の気付きを頂きました!

やはり、そういうチームがいるから良いものが生まれるのですね。
納得。

写真は小川重雄さん

オークション

ここ最近、お仕事をしている方々の多くがアート作品に関する話題が多くなった。
また、お施主さん自身もコレクターとして様々な作品を持たれているので勉強することが避けては通れない道にもなってきた。

それもあって、さっそく会員登録(無料)をしまずは見学!
先週の金曜日と土曜日は毎日オークションがあり土曜日は仕事で尾道に行く道中と
本島の現場で使う砕石を探している時間、ずっとオンラインで参加してた。
今回は1000点以上の出品があり品物もティーカップから宝石と、いつもオークションは色んな客層を相手にしている。これからのお客さんの趣味を考えるといろんなジャンルを見ておかないと。

最高落札額2500万のものもあれば、安いものは15000円と2日で7割ほどの品が落札され、3億円ぶんの品が動いた。

オークションではどういったものが値が動くかというと
人気作家で値崩れしないものと、見なくても写真で分かるものはオンラインからの入札も増え
値段が上がることが多い。

今回気になった作品のダニエルアーシャムは彫刻・インスタレーション・建築など多角的な表現をしているアーティストでポケモンシリーズは一瞬で完売になるほど。ポケモンのイメージとは相反する退廃的なピカチュウがいくらになるのか気になってウォッチしてたが、エスティメートに達することなく終了し、現代美術と古美術を改めて考えるヒントを一つ手に入れた。

でもTシャツなんかはかなりカッコいいので売ってたらちょっと欲しい。

黒田泰蔵の白磁鉢はエスティメートを遥かに上回る価格!エスティメートの付け方(安く見積もった)も値段を上げる要因となり、良かったのだろう。
やはり、人気作家は根強くオンラインからの入札も目立っていたので、どういう形態で何が求められているのかを考えるきっかけになって気付けた事も多かった。

熊野 七里御浜

今日は朝早くに起きて熊野で仕事でした
行きは雨が降っていましたが帰りは晴天に!七里御浜はいつ来ても美しい。
海までが遠いのと時間帯のせいか、とても穏やかな海み見えた。

椅子

三重に帰ってきたものの、今日は終日 愛知県で展示場の打ち合わせと手入れと新規の打ち合わせ。
帰ってきたら22時を回っていた。
ラップに包まれたご飯を温め、静まり返った応接室で、お気に入りの椅子に座ってご飯を食べながらblogを書いている。

この、お気に入りの椅子はエリックワースというデザイナーの椅子で
僕はアーム有りのダイニングチェアの中でデザインと座りやすさが一番両立されてる椅子だと勝手に思っている。
ワースモデルブリック製のものとvamo製の2種類があり写真はvamo製。
vamoはアルネヴォッダーの難しい納まりの家具をよく目にする工房で結構難しいものを作っているイメージ。

どちらも非常によく似ていてワースモデルブリック製の物はvamo製の物と比べ丸みと曲線が多く座りやすい。
vamo製は直線的で接合部が繊細。
こんなものが70年も前にデザインされているなんて。。。と、交互に座り比べて違いを見つける事が今日の幸せ。

その幸せも束の間。
明日から熊野→滋賀→京都→葉山→東京に行き、そのまま香川に戻る。

なんだかんだで1日も四日市に居れず。
こうして事務処理と妻と娘のストレスは膨大に膨れ上がっていくのだ。。

本島

最近は隔週で丸亀に来ています。

島に車を置いて丸亀市内は徒歩で移動。普段歩いて移動する事がないので毎日なにか発見があります。

本島

いつも、朝いる猫。島には島のルールがあるらしい。

去年に本島を訪れた時に撮った写真。
この色を見ていてイタリアのバーリからクロアチアのドゥブロブニクに船で行った時の
アドリア海の色に似ている気がしたので、ちょっと見てたら浅海・塩分濃度・内海と色々な共通点があった。
なんにせよ瀬戸内海は穏やかで美しい。

泊っている東横イン丸亀駅のすぐそばにある猪熊弦一郎現代美術館。6年前に行ったきりで久しぶりに入りたい。

ここ最近は丸亀港からホテルまで徒歩で移動している。
三重にいる時は普段どこに行くにも車なのでとても新鮮。
歩く事による発見(丸亀の蔵のなまこ壁が伊豆で見たなまこ壁通りの民家に似てるとか※対象が狭い。。。)
の方が感動することが多い。

津の社

今年の始めから工事を進めてきた津の社が完成しました!
来年に開かれるお祭りが楽しみです!

こちらの工事は伐採伐根作業から始まり、この土地にふさわしい鳥居や狛犬を探したりと
とても貴重な機会に恵まれました。

打ち水されて清められた空気を味わうと
この仕事に携われて本当に良かったと思います。

お施主様・中世古雄也建築設計事務所さん・一緒に仕事をしてくれた皆さん
本当にありがとうございました。

ホームページの更新

施工事例を久しぶりに更新しました。本当はたくさん載せたい写真があるのですが
使い勝手を考え写真を絞っております。

あと、完全に見切り発射ですが。。。
今まで見て触れてきた経験をもとに庭を作っているという事が少しでも伝われば良いなと
GALLERYというページも作ってみました。(まだテストなので分けていません。)
まだまだ増やしていきたいと思っていますし、ご意見も頂けると嬉しいです。

GALLERY | 西村 直樹 | 愛知県 岐阜県 三重県 庭 (nishimuranaoki.com)

瀬戸内海

ここ最近は香川県の本島という島で庭づくりをしていて
日々、瀬戸内海の美しさに触れています。

電波も入らない時間の方が長いので携帯を見る時間も減り、いつも海を見ながらお昼をとっています。
刻々と変わる潮の満ち引きに驚いたり山が紅葉していく様を見れたりと
どうやらこの島にいると本来の時間感覚が取り戻せるみたいです。

この仕事に携わらせて頂いてから
朝も昼も夕方も夜も美しいと思えるなんて本当に幸せだと思っています。

どれもiphoneで撮った写真なので綺麗ではありませんが
満月の夜。瀬戸大橋を渡りながら海一面に広がる月明かりがあまりにも美しすぎて

事故しそうになりました。。。笑

満月の夜(前後2日くらいは大丈夫かと)の瀬戸大橋本当におすすめです。

自宅

自宅で撮影をして頂きました。
久しぶりに家に居たこともあって大掃除。
誰かが来ると家は奇麗になりますね。

小鷹野の家

小鷹野の家の写真を頂きました!

依頼を頂いてから完成まで約2年
今回も本当に私たちにとって良い経験となりました。

お施主様・横内先生・大島さん・杉浦建築さん・一緒に庭づくりをしてくれた皆

本当にありがとうございました!

建築設計 横内敏人建築設計事務所
横内敏人建築設計事務所|T. Yokouchi Architect & Associate|京都市の住宅・建築設計事務所 (yokouchi-t.com)

施工   杉浦建築店
株式会社杉浦建築店 (sugiura-kentikuten.co.jp)

写真   小川重雄
小川重雄写真事務所 | OGAWA STUDIO (ogawa-studio.com)

アクアイグニス 離れ宿

改修して5年経ちました。毎年手入れに入らせて頂いていることもあり

本当に良くなってきました!これから先がさらに楽しみです!

メンテナンス

先日、アクアイグニスさんの露天風呂のメンテナンスをしてきました。
年々竹の量も増えてきたのでそれに伴い切る量も増えました。
当初私が入った時の状況を思うと、今の元気な緑を見ているだけで本当に嬉しく思います。

大地の家

先日、西口さんの手掛けられた大地の家の見学会に参加させて頂きました。
3年半経ち、より建築との一体感が増してきたように感じます。
植物はとても元気に育っております。

大地の家と光洞の家を見学し記念撮影。凄い方々に囲まれている西口さんを見て
遠い存在になっていくなーとしみじみ。とても嬉しい事ですね!!

その後、手嶋先生の藤巻町の家の見学という貴重な機会を頂きました。


この仕事をしてきて、人生が変わったと実感する物件がいくつかあります。
(※関わる人が凄いとか設計事務所が凄いとか規模が凄いとかではなく、仕事の流れ・技術・経験など様々な意味で)

大地の家もその一つで、ここまで建築に絡んだ仕事は前例が無く
未知すぎて不安もありましたが常に細かな打ち合わせをする事で、楽しく仕事が出来ました。
それも一緒に現場で仕事をしてくれた皆の力があってこそ出来た仕事だと思っています。

最後に、私も記念撮影に入れて頂きました。
頑張って作っていたら、こんな素晴らしい日も来るんだなと。

お誘い頂きありがとうございました。

津島の庭

先日、庭の点検とメンテナンスに行ってきました。
植えた時よりも葉数も枝数も増えとても元気に成長しております!
お客さんの水やりの賜物。とても綺麗にして頂いていてとても感動しました!

そして、なんと石敷はお施主様のセルフビルドです。
目地もイワダレソウが上手く伸びて本当に良くなりました。

熊野市と新宮市に

約3年前に工事をさせて頂きました。熊野市の庭の確認と
新規で和歌山県の新宮市の家に打ち合わせで行ってきました。
同じ三重県と言えど熊野市まで2時間半。2時間半あれば、
いつも仕事で行っている島田市や神戸市まで行く事が出来ますので三重県の南北の長さを感じますね。

熊野市の現場はお客さんの水やりの甲斐あってとても成績が良く予想以上の成長でした!!
写真を見比べて頂くととても分かり易いのですが元気に成長しておりとても嬉しいです。
新宮市はこれから資料の作成に入ります。決まったらとても楽しい仕事となります。
頑張ります!

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

コンフォルト 185号

今日、西口さんとお会いした時にコンフォルトの献本を頂きました!

大地の家が特集されております!
大地の家の庭も段々と落ち着いて来てより建築と庭が近づいてきました!

この仕事は私たちにとって本当に貴重な経験となりました!

西口賢建築設計事務所

トゥルク

以前に行ったフィンランドのトゥルク。
建築の事など全くもって分からないのだけど友人の勧めで
エリックブリュッグマンという建築家の作った教会は絶対に見たほうが良いとの事で行った。

せっかくヘルシンキからはるばる来たのでエリックブリュッグマンという人が作ったものを見て回ろうと思い
お目当ての教会の他に図書館やビルや学校を周りこのトゥルク城も改修をされたとの事で行ってみた。
その時の1枚。建築全然見えてないけど。。。笑
また行きたいなぁ~

素粋居

先日、素粋居さんの現場確認に行ってきました。
まだまだ、華奢ではありますが植物も順調に育っており数年後
植物も大きくなりこの建物のボリュームに追いつく事を思うと楽しみでしょうがないです。
早く大きくなって欲しいと思います。

ヤマツツジ

自宅に植えたヤマツツジを切って活けた。
切れるほど成長したと思うととても感慨深いものがある。

奈良の現場

昨年の6月から工事をしてきた奈良の
大和郡山城の毘沙門郭庭園と極楽橋周辺の修景工事が完成となり
先日、奉告祭に参加させて頂きました。

約4年前にこの工事のお話を頂いた時は自分でも信じられませんでした。
その後にコンペに参加させて頂き選ばれて着工となり今日に至ります。

私の造園人生において、この様な仕事に関われたことを本当に幸せに思います。

ご当主・柳沢理事長・評議員の皆様・寺前理事・城の設計専門の木村先生・石造物研究家の山下先生
郡山市役所の学者の皆様・柳沢家に仕えていた家老の子孫の三木様・入戸野様
コンペに協力してくれた皆様
工事協力をしてくれた皆様

皆様のおかげでこの仕事を無事に乗り越える事が出来ました。
本当にありがとうございました。

柳澤神社で奉告祭が行われました。

柳沢理事長の挨拶・郡山市長の祝辞

テープカット

毘沙門郭庭園
ほぼ1年、穴太積みを見続け沢山の気付きを頂きました。
石垣を見ているだけで本当に楽しかった。
また、大和郡山城は千利休と小堀遠州が初めて出会った場所でもあります。
433年前のこの敷地のいったいどこで会ったのだろうか。。
そんな事を思いながら仕事をしていました。

カメラマン 堀さん

杉下さんと出口さんから

もう、皆さんご存知かと思いますが
杉下均建築工房の
杉下均さんと出口佳子さんが先日発売の住宅建築で特集されております!

昨年に西口さんと岩間さんに住宅特集の報告で杉下さんのアトリエに行くのでと
お誘い頂き、お話を聞けた事だけでも光栄だったのですが、
なんと、、、私にまで献本を用意して下さりました。
ありがとうございました!

杉下さんと出口さんの 情感を編む 是非見てみて下さい!

石道具

先日、近藤石工道具製作所さんで研ぎなおししてもらいました。

生き返った鑿たちでこれから石積みを行います!!

あと、先日、友人の鈴木晋作さんからDMが来て、記事書きました!って事だったので早速購入(ってもこの号でてからちょっと経っています。汗)
晋作さんは以前、グルノーブル建築大学でのイベントでご一緒させて頂き色々案内して下さった方です。
初めて会った時は英語・イタリア語・フランス語・中国語・ラオス語を話し色んな人と交流している姿に
はとても憧れました。

今回のコンフォルトではフランスで加速する土建築のムーブメントという題材でジョリー&ロアレ建築事務所
の取材をされております。その中で土を使う建築は輸入コストを削減できつつ、土に石油製品やセメントを混ぜることなく最小限の加工で建材化することで地域循環が可能になると書かれており、そういったものをOkm建築と言うようです。私の仕事はまさにそういった仕事で近くにあるものを上手く使って造園をして行こうと改めて思った次第です。

カルロス5世宮殿

資料作りで色々な写真を見返してたらグラナダの写真が出てきた。
もう10年も前なのか。。。どっか行きたい。

奈良の庭

昨年の6月から工事をしている奈良の現場が追い込みに入っています。
どの現場も大切過ぎて本当に心苦しい。。。
とにかく頑張ります!

写真のベンチとテーブルを作らせて頂きました!
時間が無い中でもモックアップを作って寸法を決めたので納得のサイズ感となりました。
良い感じ!!

岡崎の庭

岡崎の庭の石敷きが出来ました。今回は石垣さんチームにお助けいただきました。
素晴らしいクオリティ!
でありますが、こういう石仕事が出来る人達が本当に減ってきたのを実感しています。
この様な仕上がりを希望される方も減るでしょうし、
色んな原因によってもっと減って行くのかと思うと寂しいですが
今ある仕事を精一杯取り組んで行きたいと思います。

彦根の庭

今日は彦根で庭のメンテナンスをしておりました。
本当は年末に行く予定だったのですが雪に次ぐ雪で予定が何度も延期になってしまっておりました。
雪で枝も折れたところが多かったのですが剪定で上手くカバーも出来て一安心です。新緑が楽しみです!

建築は横内敏人建築設計事務所さん

てりむくり

現在、岡崎市で庭の工事をさせて頂いております。
設計事務所さんは 宝角建築アトリエさん 象徴的なむくり屋根です。

んで、今日は屋根の話をしていて、照りは中国から来ているのはこの本を読んで知っていたので
むくりってどっから来ているのか気になって読み直してみたところ、、、不明。笑
関西地方にあるくらいとは書いてある。
僕が調べれてないだけだと思うので気になった方は読んでみて下さい。。

このてりむくり、屋根全体のてりむくりの話ではなく唐破風の事をてりむくりと言っております。
また、このてりむくり桟瓦の波打つ形状にも潜んでおり江戸時代に西村半兵衛が作業を簡易にするのと重量を減らす為に1674年に考案したそうです。
もともと本瓦葺きは大陸文化で丸瓦と平瓦が朝鮮半島から入ってきました。その時が588年。
なんと桟瓦になるまで1000年以上もかかっているのですね。
読んでて特に面白かったのが丸瓦を男瓦 凸 と言い平瓦を女瓦 凹 と呼んでいた事。
その凹凸が交わることで男女の交合を意味し性的な感覚を昴進する意図の表れと書いてある。
和な感じしますねぇ。

この本を読んで手元にある丸瓦の残欠を見ていると百済の職人が日本に瓦をどう伝えたのか気になってきますね。

前に行った宗廟は本瓦葺き。

昔にポンペイ遺跡まで行った時の写真。
復元された屋根 2000年前もこんな感じだったんですねぇ。

下の写真は前に行った安東の茅葺屋根。これはむくり屋根形状ではあるのですが
本を読んだところ、どうやら遊牧民族のパオからの流れのようです。
屋根って面白いですね。

結果、僕の欲しい回答は見つからず。。

借景

白毫寺↓

篠山城↓

圓通寺↓

やっぱし生垣って良いもんですねぇ。

白毫寺の視点はカメヤマローソクのベンチ(知ってますか?)に座って撮ってます。
この視点最高です。きっと僕と座高が近い人が置いたんだろうなぁ~なんて思っております。笑

豊橋の庭

丁度1年前に着工した
横内敏人設計事務所さんの豊橋の家の庭が再開となりました。
建築工事前に裏庭の土や石を搬入しその後、何度か石工事でお邪魔させて頂き
本格的にスタートとなりました。
今日は一日中、石工事に立ち会って頂き、あーでもない こーでもないと
バランスを確認しながら進めさせて頂いております。

建築工事も終盤になっております。
建築の施工は浜松の杉浦建築店さん
この時、かなり設計と施工でとても高度な納まりの話をされていましたので、ついつい撮っちゃいました。
杉浦さんとこは監督の鵜飼さんはじめ職人さん全ての意識がめっちゃくちゃ高い!
私たちの事も色々と気に掛けてくださったりして、とても現場の雰囲気が良いので楽しいです。
空気が全然ちゃいますね。

お施主さんの営まれている会社が掲載されている雑誌を頂きました。
S様ありがとうございました!!

今日は中根石材さんに材料の引き取りと材検に行ってきました。
宇寿石イケてるわ。
あえて言うならキャタピラの跡を消して写真撮れば良かった。。。

しかし、石は凄い存在感ですね。
設計事務所さんと仕事をしていると
絶対に石を提案しない人とする人の真っ二つに分かれます(当たり前)

一つはきっと建築の表現を邪魔されてしまうからなのではないかと思います。
あと、圧倒的に石の方が強くなってしまう。
もう一つは石の存在が神懸かているのを知っていて受け止めて使う人。柔よく剛を制す的な

どっちの設計事務所にも言える事は、
石の存在をしっかり把握したうえで提案されているという事で
それを知ったうえでコミュニケーションを取って進めて行きます。
建築設計事務所と関わってきたおかげで
前者側の気持ちも分かるようになったので
使う使わないをわきまえて仕事出来る様になりました。
日々現場で設計事務所さんから色んな話を聞かせて貰える環境を本当に有難いと思います。

梵字

今日は資材置き場で暖をとるために火を焚いていてずっと
その火を見ていたら、なんか梵字に見えてきた。
それで火の写真を数十枚撮影してみてると、僕の思い込みの激しさが光って、やはり梵字に見える。

燃え盛る炎の先は鋭く尖りや一瞬のうちに消え去って行く。

梵字も漢字もひらがなも見ての通り先端に行くほど細くなって行きやがて紙の上に薄く細く消え去って行く。

涅槃も煩悩の火が消えて境地に達すると言うし、殷時代に出来た甲骨文字もひび割れでその先を占ったという。

火や字や枝や血管や大地のヒビや螺旋や教えの先はやはり自然なんだと思った。

この先端を考えていて火の写真を振り返るとシャッタースピードが1/1779と書いてあった。

これが今日自分にとって、めちゃくちゃ面白かった。

現実が写真の様に○○分の1で切り取れるから被写体がブレにくい。ブレにくいとは現実の集積であって、殷時代の甲骨文字が炎から出来たとするなら梵字もまたしかりで、先人は炎への洞察力は凄まじいものなのではないかと思ってしまう。カルト過ぎてごめんなさい(笑)

また、その逆のシャッタースピードを2.4.8…という風に遅くするとブレが生じてくる。
その様は何かを作り出している人そのものだとも思った。このブレに人間の見たことのない物があるから
これから作り出されて行くものにはブレのある方がオモロイよなぁと。
また、現実を生業にしてる人はどの〇〇分の1にするかでセンスでるよなぁと。

言葉遊びばっかりだとウンザリしちゃうけど。笑

んで、今日の写真1枚目は室生寺の宝篋印塔
2枚目は石山寺の宝篋印塔

共に南北朝時代。
何が言いたいかと言うと彫が深い。笑

骨格

自分は庭や別の何かを作るときは骨格を重視して作っている。
それこそが全てだと思っているから信じて作ることが出来ている。

見える人には見えるけど見えない人には全く見えない。
それは当然のこと。
落としどころを見つけるのはただ器用なだけで
見えると見えないの間を必死で探す事は次に繋がることだと思う。

阿吽

彫った人に会って話聞いてみたい。

瀧原宮

仕事の帰りに瀧原宮に寄って帰ってきました。
いつ来ても素晴らしい場所。

一宮西インター

先日、一宮で打ち合わせがあり一宮西インターで降りました。
この道路沿いの自然に生えた木はいつ見ても素敵だし、夏は良い木陰を作っています。
全く手入れもされておらずにこんな美しい景色を作っている理由は隣が側道で近隣からクレームが出ないのと
車の往来がとても関係していると思います。車の往来で植物が道路に飛び出さないように育っています。
こういうメンテナンスもあるのだなぁと感心してしまいます。
私たちの庭では、外に出る事が庭にとっての一番のメンテナンスなのかもしれませんね。

どうでもいい話ですが、友人がバイトをしていたから、その存在を知ったのですが
一宮西インターそばにある タキヤ というスパゲッティ屋さんが美味しいです。

今日は庭のメンテナンスでした。
年々大きくなる樹木の下枝だけ剪定し続けたら、苔が生える環境が出てきました。
やはり毎年の剪定で色々と分かることが出てきます。
庭でメンテナンスほど大切な事は無いですね。

そろそろ

この2年はコロナだから遠出もやめて仕事に打ち込んでみるのも良いなと
めっちゃくちゃ我慢して仕事に打ち込んできた。
それもあって、一緒に仕事をする仲間と独立当時からは考えれないくらい途轍もない仕事を
いくつも作って来れて今現在も進行している。めっちゃくちゃ楽しくて、
お施主さんから感謝もされて (僕は一方的にそう思っている。笑)

チャンスを与えてくれた人にも一緒にものづくりをしている仲間にも感謝しかない。

でも、ずっとこの流れだったら違和感より達成感の方が圧倒的に勝ってしまってて
もう流れてってもいいや。なんて思ってしまいそうだけど
今日、ずっと資料集めをしていて、この楽しい感じ忘れたら終わるわ~って強烈な危機感を感じた。
その後も、資料をずっと見てたら、沢山行きたいところが出てきた。

流れをつくる事に人生を使うより、やりがいに人生つかいたいね。
今日は久しぶりにレベルアップしたわw

安城の庭

いつもお世話になっている 岩間建築設計事務所 さんの安城の現場が始まっております。
一旦、室内の石敷きが完了し次は3月頃に外部の石敷きがスタートします。
こちらの石は幡豆石でここ最近よく使っています。完成がとても楽しみです!

現場が終わってから岩間さんの事務所で新たな現場の打ち合わせ。お施主さんにもお会いできて
また、楽しい仕事が出来ると思うとワクワクしますね。

下の写真は岩間さんのアトリエ。とても心地良い空間です。
因みに写真はありませんが岩間さんのアトリエの庭がとても良いのです。
僕もこんな庭が作れると良いなーと思っています。

瀬戸市の庭

いつもお世話になっている服部信康建築設計事務所さんの瀬戸の家が明日から着工となります。
その為に、使う石を調達してきました。
お施主さんの作られている靴に似合いますように!

材検

三重県で雪が降る前日に 横内敏人建築設計事務所 の横内先生と大島さんが
鈴鹿に来てくださり、一緒に材検させて頂きました。
横内先生のイメージされている空間を伺いながらイメージを共有させて頂き畑を見て回りました。
これから現場でどういう風になって行くかがとても楽しみです!
とても勉強させて頂きました。この学びを他の仕事でも活かせていければと思います。
横内先生・大島さん
畑を案内して下さったいつもお世話になっている東勢園の舘さんありがとうございました!

竹炭

僕がいつも使っている土壌改良材の竹炭。
遂にもう高齢なので作れないとの事で買えなくなりました。。。

子どもたちにタケノコを掘らせてあげたいと竹藪を切り開き
その材をチップや炭にされて活動費に充てられていた加藤さんの
素晴らしい取り組みがもっと広がれば更に景観も良くなって行くのでしょうが
とても残念です。
今までありがとうございました!

住宅設計の考え方

昨日の記事に続き、泉幸甫建築研究所の泉先生の住宅設計の考え方という本が発売されております!
この本の最後の方に外構と造園が書かれた10章は是非、関係する方は読まれたほうがいいと思います。

内容は書きませんが先生の仕事の方針として造園という最後の工程を空間構成の一要素とし
建築とその周りを含めて密度の高いものを作って行きたいという事が書かれています。
この事に(もっと胸に刺さる事が書いてある)僕はとても共感しました。

僕もこの事に思ってることもちょいと書きます。
設計事務所さんと仕事をする時、造園側の僕は基本的に一、二歩引いて仕事をしています。
それは設計事務所さんが有名だからとか実力ある人だからとかでもなく、
やりあっても勝てっこないという事でもありません。

そもそも設計事務所さんは、依頼主と初めに接触する方で、
当たり前の話ですが設計し建物が出来ているという事はそれだけ施主との信頼関係が既に出来ているので
設計された意図を忠実に再現していくように努めています。
ただ、専門的な事や納まりの良し悪しは必ず出てくるので良いものはいい。悪いものは悪いと、
メリットとデメリットを伝える事を心掛け設計者と協議しています。

依頼主の想いを受け止め建築に反映されているからこそ
設計事務所が建築でやりきれなかった、線の先を託してもらっているという感覚で仕事をしております。
設計者の話を聞き建築側からのイメージを聞くことで出来上がるものも大きく変わってきますので
建築家の考える空間構成の一つという認識で作っています。

ですので色んな建築の要望に応えるのが私には求められます。
庭が無いと成り立たない建築、庭が無くても成り立つ建築
周辺環境に馴染んだ方がよく見える建築、周辺環境をダラダラ繋げない方が良い建築
木陰を室内に取り込んだ方が良い建築、室内に自然光以外入る事を避けたい建築
書き出したら止まらないのでこんなもんにしておきますが

設計者(建築家・住宅作家・デザイナーなどなど)のイメージしている庭(外部空間)
に可能な限り近づける事に徹するから設計事務所が付き合ってくれるのですね。

とにかく本は買った方がいいと思います!!

名古屋の庭

昨日、いつもお世話になっている阿部建設さん
泉先生の新しいプロジェクトの打ち合わせでした。

阿部建設さんも泉先生もいつも建築工事が始まる前の段階から
私を呼んで頂き造園側の私としても気合が入ります。
私もプレゼンをさせて頂き、これからどういう風に展開していくかとても楽しみです!

↓泉先生と阿部社長

阿部社長から献本を頂きました!
設計をする立場でもあり車椅子に乗られている社長の経験から設計のポイントや改善点
その他、詳細な寸法まで明記されており設計をされている方にとって非常に参考になると思います!
まずは障害者・高齢者とのバリアと向き合うという点で
まずは、身体能力の調査をされるというのにはとても驚きました。そういう細やかな気配りで
建築が出来て行くという事を考えると造園側ももっとこれに限らず考える事があるなと感じました。

打ち合わせをした阿部建設さんの名古屋ヒュッテ。ここは有名なギャラリストの正木ナオさんの
プロデュースの建物です。調度品も名古屋の伝統工芸や作家さんのアート作品が並んでおります。
私も、こちらの展示場の植栽を打ち合わせし作らせて頂きました。
もう4年も前の話なんですね~懐かしい。
皆様ありがとうございました!

灯籠

この前の打ち合わせで、灯籠に関する質問を受けたものの
そこまで細かいことを突っ込まれるなんて思ってもおらず
自信をもって上手く答えれなかった。
でも、この質問に関する返しを読んだ記憶だけはあった。
家に帰って、それに関する資料を見なおして、あーやっぱり!ってなる。
思ってたことを言えばよかったと後悔するものの、うろ覚えを自信をもって喋っていたら
その先、大変な事になるのでポジティブに考えれば記憶が曖昧で良かったとも思っている。

この事に限らず、他の打ち合わせや皆との会話なんかでも
頭の中では理解しているんだけど、それ僕もそう思う!とか、疑問に思っていたとか、
違うなーってのを上手く言えなかったり、肝心なところで言葉が出てこないことが多い。
改めて、自分のショボさを痛感した(笑)

岐阜の庭

今日は ほとり建築事務の小川さん の現場のお手伝いで岐阜に行ってきました。
写真の通り素敵な建物です!
造園は内部からの見え方を良くする事に徹することが
出来たのではないかと密かに思っています。

今日は仕事にもゆとりがあったので凄い方々と話す事が出来て充実したな~と
思い出しながらブログ書いてます。

今回の建築で小川さんが参考にされた資料の一部です。
畑違いの私にも様々な建築の話をして頂けて本当にありがたいです。

京都鴨川建築塾

昨日、京都鴨川建築塾で西口さんと一緒に講義をさせていただきました。
西口さんの素晴らしい講義対して、私は時間が推して伝えたい事伝えれずで
焦ってやらかしました。。。
ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。。。
これを糧にがんばります。
お声掛け頂きました横内先生。植久塾長、毛利さん
このような機会を設けて頂き本当にありがとうございました。

あとりえず東京

先日、神奈川県の葉山で打ち合わせがあり、その後、新しい案件の打ち合わせで
泉先生 の事務所のある あとりえず東京に伺いました。
このビルは4階が先生のアトリエで3階が設計事務所さんが3社入っており
2回がシェアオフィスとなっております。まだ、少し空きがあるようですので
ご興味のある方は!

写真はあとりえず東京の玄関付近。可愛らしい枕木のベンチがあります。

泉先生と打ち合わせの後、私が行った名庭園のスライドをさせていただきました。
(急遽で写真纏めて無かったのでバラバラでしたが。。。)

とても有意義な時間となりました。
署員の工藤さんの料理は美味しい!

奈良の現場

現在、進んでいる奈良の現場で 蒼築舎の松木さんが昨日から入って頂いております!
とても良い風合いの三和土になっており。全体の仕上がりがとても楽しみです!

桑名の庭

先日、大室アトリエの大室さん の設計するお寿司屋さんの植栽をさせていただきました!

桑名市江戸町25 すぎもと さんです。

12月10日からOPENです!!是非!

小牧の庭

小牧の庭の手入れを2件回ってきました。
作ってから5年近く経過し、小さかった木も大きく茂って来ました!!
ほんと全部で3坪程度ではありますが樹冠も大きくなって影も出来るようになってきました。
初めを知っているだけにこの庭樹の成長に感動です!

建築は阿部建設さん

奈良の現場

現在工事中の奈良の現場が折り返し地点に差し掛かってきました。
写真の建物は江戸時代の建築でこちらもリノベーションが進んでおり店舗になる予定です。
まだまだやる事が盛りだくさんですが頑張って仕上げていきたいと思います!

小牧の庭

小牧の庭が遂に着工となりました!
ひとまず、視線が気になる入口の部分だけ植えさせて頂きました。
建築工事が3棟新築と1棟旧家のリノベーションで約2年?2年以上?とかなりのボリューム。
敷地もとても広く造園工事もかなり時間が掛かる事から完成は再来年の春位?となりそうです。

建築は深谷さんと原田さん

安城の庭

先週、岩間さんの安城の庭の点検に行ってきました。
1本枯れてしまいましたが、自分の中では満足のいくスタートとなりました。

信楽焼の壺もこの庭の素材たちと相性良いです。
この玄関アプローチとウッドデッキは植物などである程度境界を作りたかったので
植物でカバーしきれない軒下などは壺などそういった物を間に挟む事でアプローチからデッキを
直視しないような緩衝材としての仕掛けにもなっています。
今回は足元が三和土仕上げなのでプランターなどではなく壺。
庭は湿度を感じ、軒下は乾いた感じ。ちょっと間をとったり湿度を意識するだけで結構印象が変わります。
プランターはプランターでも良いでしょうがこの家には大きな絵が飾られる予定であり、
今後季節によって絵の掛け替えなどもあるでしょうし、プランに躙り口的な要素もある。
それなら常に存在し続ける植物より切った枝を生けてる方が良いなと。
雨は傘立てに。

お施主さんの日々の手入れに感謝です。来年の新緑が待ち遠しいです。

案件

丁度1年前に設計事務所の中世古さんから依頼を頂き動き出しました。
建築はこれから解体。
私の造園計画は今月にプレゼン。今まで工事してきた個人邸の中で一番大きい。。。
仕事になるかどうか分かりませんが、ご縁を頂けたことに感謝です。

ホームコーヒーロースターさん

今日、グーグルフォトで3年前の写真があがってきました。
ホームコーヒーロースターさんのアプローチがもう3年前だなんて信じれません。。。

この敷いてあるのは石でなくて、この地盤にコッソリと埋められていたコンクリートのガラが大量に出てきたので
見立直して敷いて使いました。綺麗な面でなく裏を使って敷いたのでより素材のもつ空気感が沢山でたなと。

このアプローチはブロック塀のベースを階段替わりにして平板やセメントの袋が濡れてそのまま
固まったものも使っています。

メインのアプローチもこれは全て出てきた石です。
わざわざ買わなくても見立直して生かせれるものは捨てずに上手く使って行きたいですね。

大甕

地中に大量に埋まっていたレンガを土間の欠けた部分に繋がるように敷いてみました。
常滑焼の大甕がとても良い雰囲気を出しています。

材料の高騰

この仕事をして15年以上経ちますが
近年特に材料が高騰し続けていて中々、苦戦しています。
いわゆる人気の木を見て2mほどの物だったのですが何と仕入れ値が25000円
7.8年前と比べると3倍!?以上。
まあ、たまたま値札の付いているのを10本位見て
昔に買っていた値段を思い返しただけなので参考にしないでください(笑)

そんな事もあって、いわゆる人気の木からはずっと距離を置いていて、
地元に生息している、需要がある、生産性が高く安定して供給されている、もので
その中から比較的に安く買えるものを選んでいます。それでもですよ。
5年前の伝票と今の伝票を見ると27%位上がっている訳です。
だいたい9000円で買えていた木が12000円とそれくらい違っています。

色々と高騰する要因は多岐にわたってて、しょうがないのでしょうが
この大きな流れに逆らう事など今までの考えでは到底無理でしょう。
抜け出す方法はいくつか思いつきはしますが、今抜けたところでどうよ?みたいな。
私たちの業界に限らず全てに通ずる事ですが、何かを作る事ってどうなって行くのでしょうね。

縁側

以前、お世話になっている方から譲り受けた信楽焼の壺を縁側に置いてみました。

壁の色、床の色、背景の庭、光の入り具合、その場の空気感、
様々な情報と交差しても違和感ない物や事をもっと知って自分の仕事に活かして行きたい。
しかし信楽は渋いなぁ。。。

床の間

先日、松木さんに 床の間に土を塗ってもらいました。
色は浅黄土という土で淡い緑色。私が床の間にも花を飾りたいので
より緑が生える色を提案していただきました。とても品のある色です。
そして、松木さんの漆喰を飾りました。
障子を締め切ってシャッターを切ると床の間が何とも言えぬ表情になります。
古い珠洲焼の壺も鈍く光り見ていて飽きません。

花台

昨年 鉄作家のdijさんに花台をオーダーして作ってもらいました!
マットな塗装が静かで何とも言えない表情です。
ん~清時代の壺や(10cm台の花器)と相性バッチリです!!
花を入れないなら22cmまでの細いタイプの花器なら合うし、
花を入れるなら入れ方にもよりますが15cm前後が良い感じにまとまりそう。
来年はテーブルやスツールやベンチなども挑戦していこうと思います。楽しすぎる。。。汗

あと、左のパネルは僕が20代の時からお世話になっている
蒼築舎の松木さんのアートワークです。全て漆喰で作られており素材感がたまりません。
うちの家クロスなんですが置くものを工夫すればそれはそれで見えるようになりますね。

菰野の庭

良い庭になってきました。
来年の新緑が待ち遠しく思います。
2枚目の写真はトロロスタジオさん

新しいことに

ここ2年全然旅行に行く機会も殆ど無く出張出張の仕事仕事で疲労困憊かと思いきや
それはそれで楽しく仕事させてもらっています。

ですが、もう少し先の事を考えて行くときっとこのまま仕事はまあまあ あるのでしょうが(数年後くらいの話ですよ)
年齢の事やこの先の仕事を一緒にしていく仲間の事も思うと、家庭を持ち、家族も増え、子供も大きくなりと
父母の介護などなどリアルな話も多くなる一方で
既存のシステムを引っ張り続けたままでは、気持ちや身体・金銭など
色んな意味で頭打ちになる未来しか今は見えていません。

私のように小規模でたまたま庭造りが多い所は剪定などのメンテナンス工事で頭を悩ませている人も多いと思います。剪定屋さんは剪定屋さんで庭造りしたい。なんて悩みもあるでしょうし、ランドスケープデザイナーなんかは自分の思っている風に仕上がらなかったとか、自分で手を出したい葛藤もあるでしょう。
それもこれも全部、今までの既存のやり方でやってきたからで
まだそれに希望はあるのかどうか一昔前に作られた庭の末路の悲惨さから
学びなおさないと前には進めないと思うんです。

どれもこれもやりっぱなしの仕事をしてきたツケなんでしょうね。
私も一時そういう事を悩んでいる時期がありましたが
作ったものに対する責任を感じてから今現在は剪定・メンテナンスをする事に(庭の成長を見届ける事)喜びも感じれる様になったし仕事自体のバランスも整ってきたのでそうは思わなくなりました。
ですが今まで作ってきた庭を見ていきたいなとを思うと私の弱点である規模の小ささが仇になって
雇用の事や、仲間であったり色々と考えるとそろそろ庭造りをすることは
セーブしていった方が良いと今は強く思っています。
今まだ仕事があるうちに新しい未来に向かって挑戦したいことがいくつか出てきたので
あと、数年は頑張って造園をして、それ以降は仕事量を減らして自分の出来る範囲の事だけして行こうと思います。

しっかし、造園屋ってのは割に合わない仕事ですねぇ(笑)楽しい仕事ではありますが。。
命(植物)を扱う仕事で得れた 今の生き方はどういう仕事の仕方をしてきたかも重要で
今後大きく出てくると思います。
慎重にならないと。。改めて重い仕事だと感じてます。


岐阜市→宇陀市

昨日は僕の打ち合わせ史上最高の移動距離でした。
岐阜の現場から宇陀の現場まで170km。。。下道多く3時間。。

岐阜の現場は僕が建築の事で分からない事はすぐに聞いてしまう
 ほとり建築事務所の小川さん の現場で打ち合わせ。
小川さんの今までの集大成となる建築で私も気合いが入ります!!

その後は西口賢建築設計事務所さんの現場で宇陀市で打ち合わせ
こちらは5年以上先の計画です。なかなかお目にかかれる事のない案件なので私もどうなって行くかとても楽しみです。
昨日の現場でふと思ったのですが5年以上先となると
僕も43までは一応造園工事をやっていけそうです。(決まったらの話ですが。笑)
なんにせよ、こういう風に声を掛けて頂いて有難いことです。

もちろんそれ以外の事も勉強して進んで行きたいと思います。

スノーデザインオフィスさん

スノーデザインオフィスさんの設計で以前、工事をさせて頂きましたM様邸にメンテナンスで伺いました。
かなりボリュームも増えてきたので不要な幹を抜いて爽やかな空気感溢れるアプローチになりました!

その後は静岡市で現在進行中の現場で打ち合わせをさせて頂きました。豪邸!!
皆さんの頑張りにはいつも刺激を頂いています。

トランスタイルアーキテクツさん

一昨日、いつもお世話になっているトランスタイルアーキテクツさん の

事務所の庭の確認と新しい案件の打ち合わせに伺いました。
トランスタイルアーキテクツさんを意識して
普段よりもミニマムな庭に仕上げたこともあり植物が気になっていましたが順調に育っていて安心しました。
苔もしっかり水管理をして頂きビッシリ!!夏に撮影をしたかったなぁ~と

商店建築

遅くなりましたが商店建築に今年工事をさせて頂きましたVISONさんが
22ページにわたり掲載されております!!是非見てみて下さい!

名古屋市 北区の庭

名古屋市北区の庭
管理に入って6年経ちました。
1枚目の写真は初めて管理に入った時でそこから、庭木の形を作り直し、枝を抜き、下草が増えるようにして2枚目の写真まで来ました。
(だいたい同じ視点、季節は違う)

この庭は木も下草も足さなければ、移植もしていません。
(歯抜けになった生垣などは足した)

庭木の形を作り直す事で空間が出来、
枝の入れ替えなどで動線にも抑揚をつける事が
剪定だけで出来た事で自信も少しつき

今までの庭作りのあり方を改めて考えさせてもらえる
きっかけになった庭です。

これからの剪定管理でどれだけ良くなっていくかとても楽しみです。

私が施主から依頼を頂いた時は建物のリノベーションが終わった後だったので
設計者の方はお会いした事ありませんが
名城大学の先生をされていた方で
建築学科の学生26名がシフトで大工さんの指導のもとリノベーションされた様です。
設計・施工のプロの監理のもととはいえ
ここまで素晴らしい空間が出来ているのは凄いと思います。
こんな事例が増えれば面白いでしょうね!!

FIX側の部分を机の様に使え、彫り込みにする事で影が出来て空間がしまってます。

↑ 引いて見てみるとよりこの影が良い。左が土壁で右側の壁はクロスなのですがその切り方が影なのは凄いなと僕は思う。

↓ 元々この家にあった冷蔵庫やワインセラー、箪笥がピッタリと納まっている棚の形状に優しさを感じました。

白い引戸はお堂とを繋ぐ仕切りでもありながら実はプロジェクターのスクリーンとしても使えて
様々な機能が盛り込まれており感動しました。

10年半前

むちゃくちゃ懐かしい写真が出てきた!!
27歳の時こういうのを作っていたのだなぁと。

今の自分なら植物植えてなくてアプローチももう少しシンプルにしているな。笑
引戸とかめちゃ頑張って作っていたなと思います。

※施主さんとの関係は今でも続いています。笑
※今も原型を保っております。

石化柳

色んな木の赤い実が秋を感じます。

春日井の庭

昨日は守山区の現場と併せてこれから始まる春日井の現場の打ち合わせに行ってきました。
足場もバレて外構工事も終盤に差し掛かってきております。
さーさーどうなって行くのか楽しみです!

建築は みのわ建築設計工房

菰野の庭

今年の4月に工事させて頂いた庭に伺いました!
どの木も元気で安心しました。
借景との繋がりがとてもうまく行った現場です。
最小限の樹木で最大限に空間を良く見せる方法を日々現場で考えています。
それが凄く楽しい!

建築はいつもお世話になっている 棲栖舎 桂 さん

洗い屋

俵屋にもいる洗い屋という専門職とまでは行きませんが(当たり前)

先日の現場では普段している庭づくりではなく
丸一日4人で家の清掃を行いました。

外壁に屋根に道路に大理石のテラスに苔の庭まで
水平・垂直・凹凸・土と様々な状況があり

溜まった汚れを落とす際に洗浄機は圧を変えたり、色々なブラシを使ったりと
手洗いする場所、機械で洗う場所と様々な汚れに対応した方法で綺麗にしていきます。

綺麗にすると言っても
綺麗と美しいは全く別次元のもので、
日々生活で手に触れる部分は徹底的に綺麗に
鑑賞として目に触れたり無意識に感じ取る部分は経年の汚れに対してどの程度まで綺麗にすると
美しいに変わるかを考え掃除をしました。

詰まった樋や排水口も綺麗に洗い、水の通りを良くすることで場がみるみるうちに
良くなっていきます。
テラスの目地の砂利と草も全て掻き出して溜まった土を取り除き砂利を洗い直して戻す
そういう小さな積み重ねで排水が良くなり全体に流れる空気感が変わって行きます。

常日頃庭を作ることは全ての物事に繋がっていると思っています。
改めて清掃の奥の深さを思い知りました。

因みに「俵屋の不思議」という本にはその洗い屋さんの事が書かれております。
真似して苛性ソーダ舐めたらダメですよ。

浮見堂

美しい檜皮葺の六角形のお堂で、正面に立った時ゾワゾワっとしました。
大正に建った建物ですが平成に修繕し今に至っている様です。
内部空間はとても見晴らし良く心地いい。皆の憩いの場になっています。
大正の時はどんなのだったのだろうか。思いを巡らせてしまいます。

奈良博三昧

昨日、仕事の帰りに滑り込みセーフで行ってきました。

阿闍世王経
奈良時代のもので美しい漢字。

金光明最勝王経
1300年前の物とは思えません。途轍もなく完成度高く美しい漢字

天皇の苑池で池には龍が住んでいると考えられていた様です。
額装がとてもオシャレです。

立川流儀軌残巻
立川流は真言密教の一流派で性的、秘術的な特徴を持っていたので邪教とされてきたようです。

空海の書で筆跡は草書と行書が混じったような感じで独特との事

癖邪絵 天刑星 せんだんけんだつば 神虫 しょうき 毘沙門天が鬼神を懲らしめる図。
人間を不幸にする邪悪な鬼神を退治していてまさにコロナにピッタリの絵。

安城の庭

岩間建築設計事務所さんの安城の家の庭が完成しました!
ご覧の通り良い感じです(笑)

1ヶ月ほどかかってしまいましたが植木も状態を見ながら工事を進めれたので
これからの成長が楽しみです!

何より、ほぼ毎日、来てくださった岩間さんには感謝しかありません。
本当に有難いことです。

協力してくれた皆さん、ありがとうございました!
また、お施主さんのOさんご夫妻 楽しく仕事をさせてくださり
本当にありがとうございました。

玄関内部の基礎の立ち上がりはコタタキ仕上げをしたことで
三和土仕上げとの相性がとても良くなりました!

ダイニングからの素晴らしい風景!植栽も上手く行きました!
家具も素敵な家具ばかりで見ていてとても楽しい空間です。

玄関に向かう視点
早く下草がボーボーになって欲しいです!

下の写真はお施主さんから頂きました!夜も良い雰囲気です!

岩間さんから頂いた写真です!!
こんな事もありました。カッコよく撮ってもらっております(笑)
冬からやってたのですねぇ~月日が経つのは早い!

チャボ

先週から友人のアクシデントでチャボのフジちゃんを預かっています。
1週間で少しトサカが成長しました!
明日、親元に帰ります。
伊藤若冲気分を味わえて楽しい1週間でした。

チルチンびと 2021 109号 秋

本日発売のチルチンびと 109号 秋

特集 この庭が楽しい に

岩間建築設計事務所さんの薬師田の家が掲載されております!!
丁寧に取材して頂き、素敵な記事になっております!

また、私たちがこの物件で使った植物リストも写真と照らし合わせれて
分かりやすくして頂いております。

是非!見てみて下さい!!



山下編集長・太田さん ありがとうございました!

下の写真は 笹の倉舎の笹倉洋平さんです!

安城の庭

今日は安城市で引き続き庭づくりでした。
お施主さんに支給してもらった石も良い感じにおさまりました。

岩間さんと西口さんと井野君も来てくださり
現状の仕事やこれからの事を色々話せて楽しい時間となりました。

大阪

仕事で奈良に行った後、大阪の古川庭樹園に行って材検をしてきました。
久しぶりに古川さんにお会いしたのもあり、積もりに積もった話もあって
13時前に行ったのですが大阪を出たのは19時位でした。
古川さんに荻野先生のアトリエにも連れていってもらい先生やスタッフの皆さんにも
久しぶりにお会いできました。
最後に武部先生とも電話で話す事が出来て本当に有意義な時間となりました。
勉強せぇ!と古川さんに本も3冊も頂きました。
古川さんありがとうございました!


最近研究会に中々行くことが出来ていませんが落ち着いたらまた行きたいなと。
僕は10年ちょっと前に古川庭樹園さんに先輩と伺ったのが初めてで
古川さんに大阪に荻野さんという凄い造園家が居るから
研究会に顔を出してみなさいというのが研究会に行くことの始まりでした。
先輩と帰りの道中に荻野先生のHPを調べて見てあまりのカッコ良さに
テンションが上がった事は今でも鮮明に覚えています。

今現在私も設計事務所さんとの仕事が増えましたが新規でお会いする方とも
意図していることがぼんやりとでも分かるようになったのも
荻野先生が造園屋も建築の事をもっと知らないといけないという危機感をずっと前から皆に伝えてくれていたからで
私もそこに危機感を感じ少しでも建築設計をされている方と話せる共通の言語を持とうと思い、
今があるのは先生のおかげです。
現場仕事にも参加させて頂き、先輩と一緒に植栽の植え方や配置の決め方を教えてもらったのも
今の仕事に生きています。

研究会を主宰する武部先生には仕事に対する姿勢や常に物事の本質に触れる努力を学びました。
先生と磐座巡りをしたのも良い経験で70過ぎても自分の興味あるものにはフットワーク軽くどこへでも出かけています。電話でも磐座の事を話されており、今度はどこどこに行きたいと学ぶ事にとても前向きな姿勢はいつも見習いたいし、私も先生のように興味あることをやり続けていきたいと思います。

そんなこんなでちょっとのblogでは言い表せないくらい研究会の皆さんに僕は育ててもらいました。
その為にも、作っている物でしっかりと恩を返していきたいと思います。

※ちなみにこの前のコンフォルト10月号には研究会で学んだという事を取材で拾っていただいております!
是非買ってください(笑)


本当にありがとうございました!!

在庫豊富な畑です。ココに来たら何でも理想の木が手に入ります!
しかもすぐに使える状態に根鉢に起伏をつけて植えられております。

松林。途轍もない品揃えです!!必見!

コンフォルト 2021年 10月号

コンフォルトの10月号に私たちの事を掲載頂いております!

いつもお世話になっている服部信康建築設計事務所の服部さんにコンフォルトさんをご紹介頂き
豊永さんと秋川さんに取材していただきました。

なんと10ページも!涙

また、撮影を快く引き受けてくれた
素粋居さん ネイエさん 西口さん 池内さん 本当にありがとうございました!

そして、いつも一緒に仕事してくれている皆には感謝しかありません。
いつもありがとうございます!

庭と呼応する住まい
立体的に点在する多様な庭   中目黒の家( 東京都目黒区)
設計 石井秀樹/石井秀樹建築設計事務所
造園設計 板垣雄太/ SOLSO
庭を愛でる物語をつなぐ  月雫(京都市上京区)
改装設計 郡 裕美 + 遠藤敏也/スタジオ宙
造園設計 荒川淳良/岩城
背後に庭の存在を感じる暮らし   明ケ島原の家(静岡県磐田市)
設計 服部信康/服部信康建築設計事務所
造園設計 鈴木睦章/ sotoe
ビルを取り巻いて、立ち上がる庭   IBIS SENDAGAYA(東京都渋谷区)
設計 小室 舞/ KOMPAS
造園設計 塚田有一/温室

エステティックエクステリアの時代
新しい扉をひらく3組
「場をつくる」ということ
宮原圭史・山下郁子/ TSUBAKI
TSUBAKI のアトリエ(東京・2017)/ OYAMA(2017 ~)/ K 邸(東京・2020)/ A邸(東京・2020)/
IWAI OMOTESANDO(東京・2019)/ Gucci Bamboo House

建築と共鳴し、風景を触発する
橋内智也/橋内庭園設計
小石川の家(東京・2019)/勝田の家(茨城・2016)/船橋の家(千葉・2018)

大きな庭も小さな庭も、心安らぐ場所に
西村直樹/西村工芸
大地の家(愛知・2018)/素粋居(三重・2020)/ネイエ モデルハウス蟹江(愛知・2019)/池内邸(三重・2016)

草木と対話する仕事
植木生産卸 京都芳樹園/小島幹央
将来の需要を見据えて育てる、植木の畑
種木屋 塩津植物研究所/塩津丈洋・塩津久実子
野山の景色を写し取り、愛でる「盆栽」の魅力を広める
空師 佐野森業/佐野大介
高木と人が100 年共存するために、伐り方、残し方を模索する

植物のパワーと、光に満ちた空間が人と人をつなぐ
ムジナの庭(東京都小金井市)
設計 伊東豊雄建築設計事務所(1979 年)
改修設計 大西麻貴┼百田有希/ o+h(2021 年)

庭、テラス、土間で過ごすひととき
屋外空間のためのプロダクト
デンマーク・フレデリシア社の「Pato チェア」/イタリア・emu 社のガーデンファニチャー/ PATIO PETITE の「WA Series」/ドイツ・GLOSTER 社のラグ/ LED スポットライト「EX35」/
腐りにくい国産材「エコアコールウッド」/ タイル「Chaleur(シャルール)」/タイル「GRANUM(グラナム)」/
「アクアカラー」「ペイントクリート彩(いろどり)」/ イタリア・エコマット社の左官材「オルトレマテリア」/「洗い出しネット輝」「和空玉石」

特別企画
現代の技術で蘇った20世紀建築の象徴
Neue Nationalgalerie 新国立美術館(ドイツ・ベルリン)
設計 ミース・ファン・デル・ローエ(1968 年)
改修設計 デイヴィッド・チッパーフィールド/ David Chipperfield Architects Berlin(2021 年)

連載
先生と学生たちは、いまこんなことを考えている
ケンチク学ビバ 第43 回
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科
准教授 福岡孝則

インテリアトレンドの潮目をつかむ VOL.4
キッチン
和田浩一(STUDIO KAZ)

実測野帳は語る たてものとの対話と旅 第36 回
東京都文京区・朝陽館本家 贅を尽くした旅館の記憶
文・絵・写真 渡邉義孝

MONO MIRU 話題の新商品など
FOCUS SDGsと建築

CONFORT NEWS
EVENTS 「パビリオン・トウキョウ2021」/
アンサンブル・スタジオ展 Architecture of the Earth/
「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ」展
GOODS & SPACES HIDEO TOKYOオープン/ナカガワのナカガワ、リニューアル/
プラントソサイエティトーキョーフラッグシップ/小松マテーレのファクトリーショップ/
ノーマンジャパンショールームリニューアル/
天童木工「TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT」 ほか

REVIEWS AND REPORTS
特集展示 黄雀文庫所蔵 鯰絵のイマジネーション展/『欧州のビオホテル エコツーリズムから地域創造へ』滝川 薫 著

バックナンバーと定期購読のご案内

島田の庭

3年程前に工事をさせて頂きました島田の庭に先日伺ってきました!

写真の通り樹木の大きさは倍以上になりとても素晴らしい景色を作っております。

近々剪定に伺ってより良い庭にしてきたいと思います!

建築設計はいつもお世話になっている snow design officeさん

最後に妻が作ってくれたパスタでうちの畑の夏野菜もおしまいとなりました。
今はサツマイモなんかが育ちだして近々収穫が楽しみです。

お皿は豊場惺也さん 何を盛っても勝手に美味しく見える優れもののお皿!

安城の庭

毎日着々と進んでおります。
お施主さんが排水を良くするために施工してくれた栗石も植栽工事の兼ね合いで掘り起させて頂きましたが
これを写真の様にトンパックに入れて集めます。
こちらも捨てることなく洗って使いなおしております。

集めた石はこのように形を見極めながら敷き進めております!
軒下の空間が劇的に良くなりました!

安城の庭

石敷きが着々と出来てきました!
やはり石を扱うのには力を使いますね。

そして、ほぼ毎日、岩間さんも現場で監理をして下さりデザインや機能的な意見を
常に交わして現場が進んで行きます。

作る側の人間として監理して下さる設計者がいるだけでどれだけ心強いか。
日々その有難さを感じております。

明和の庭

今月初めから少しずつ作業を進めてきました、湯谷建築設計 の湯谷さんの現場が本格的に始まりました!
とても素晴らしい建築です!

また、お施主さんが建築に対して理解の深い方でもあるので
本当に良い建築だなぁと。改めて施主の力は凄いと感じております。

私も足を引っ張らないよう頑張って仕上げて行きたいと思います!

名古屋

今日はこれからお世話になる名古屋の家で打ち合わせでした。
その後に、新田鷹雄先生から建物の意味や方向性を聞いたりして
やり取りが出来たのは本当に良い経験となりました。

その中でも、先生がアアルトが存命中の時に友人の建築家とアトリエに行かれて
色々な刺激を受け帰って来たが、これではダメだと、稚拙でもいいから施主の為に
自分の設計することに舵を切って行った話は本当に大切な話だなと。

その他にロッシやスカルパ、アスプルンドなど色んな建築を見て来られたお話を聞かせて頂きました。
新田先生や設計事務所の方は本当に建築の好きな方が多く聞いてるだけでも楽しくなります。
私も、もっともっと話が分かるように色んな経験を積んで行きたいと思います。
ありがとうございました!

石敷き

現在、安城市で岩間建築設計事務所さんの現場が進んでおります!

この砕石は土木系の会社に勤めるお施主さんの支給品です。
普段は一つ一つ選ぶのですが、選んでいない砕石の凸凹とラフに敷いた感じが相まって
とても良い感じで進んでおります。

モダンリビング 庭と響き合う家

先日発売されましたモダンリビングに

西口賢建築設計事務所さんの大地の家が掲載されております!

それにしても、大地の家(西口さんの設計)は凄いですね。
先月の住宅特集で私のページを頂いたのですが別物件が大地の家に変更になり
現在発売に向け進んでいる雑誌も私のページを頂いたのですが大地の家が1ページ目になりました。
んで、先月某雑誌の編集長が来てくれた時も大地の家が見たいとの事。

各メディアの方がとても注目されているのをとても感じております。
私自身にとってもこの現場に携われた事は本当に自分の人生において成長出来ましたし
一緒に仕事をしてくれている職人さん達の誇りになったと感じております。

これからもよりクオリティの高いものを作って、これからのお施主さんにお渡ししていきたい。
ハードルは高いですが、大地の家の庭を作った人で終わらない様、精進していきたいと思います!

是非見てみて下さい!

blogのモダンリビング以外の写真は笹の倉舎の 笹倉洋平さんの写真です。

住宅建築 2021 10月号 NO489

先日発売されました住宅建築 10月号に

上見設計室さんの 南笠の家 が掲載されております!!
思えばこの現場もお話しを頂いてから完成するまでに色々な打ち合わせを重ね上見さんと作って行きました。

上見さんは現場にも何度も足を運んでくれて植栽やポーチの石の納まりなど沢山話し合ったのを覚えております。
私たち現場作業者も設計者の意図をしっかり汲み取り仕事に反映していける様
クオリティの高いものにして行けるよう頑張っていきたいと思います。
やりがいのある仕事にしていきたいですね!

是非見てみて下さい!

新建築 住宅特集 9月号

9月号に服部信康建築設計事務所さんの 大幸の舎 が掲載されております!
私たちは庭工事のお手伝いをさせていただきました。
是非見てみて下さい!

お施主様・服部さん・一緒に庭を作ってくれた皆さん ありがとうございました!

北陸

月曜日、火曜日と福井県と石川県に出張しておりました。
どのプロジェクトもやりがいのある仕事ばかりで鍛えられそうです!
自分一人では限界があるので協力してくれたり関わってくれる皆さんには感謝しかありません。

鈴鹿の庭

今日から鈴鹿市の庭が始まりました。
昨年の5月くらいに話を頂き、現地調査に行ったのが8月12日だったので丁度1年前。
1年があっという間過ぎて怖い。
僕自身の仕事の処理能力の遅さにも震え上がる(笑)

眺望最高でほぼ山の山頂に位置する土地からは白子と津の花火が見れるようです。
鈴鹿にこんな土地があるとは思いもしなかった。羨ましすぎます。
中瀬古さんには迷惑をかけてしまいますが、中瀬古さんの想いを形にするべく
3年計画でボチボチ進んで行きます。
宜しくお願い致します!

名古屋

今日は仕事の終わり際に泉先生から電話があり、急遽名古屋に行ってきました。
以前、先生に私の不手際で心配をかけてしまったので何が何でも行こうと。
励ましの言葉や先生の話も色々と聞けて本当にお会いできてよかった。
気に掛けて頂いていたことに本当に感謝しかありません。ありがとうございました。

現地調査

昨日は新しい現場の下見に行ってきました。素晴らしいロケーションです。
私が仕事をするのはまだまだ先ではありますが既に楽しみです!

手入れ

今日は四日市で以前作らせて頂いた庭の手入れに行ってきました。
今年は高木の剪定は殆ど行わず見送り下草を中心に手入れを行いました。
年々葉も増え木陰を作り出しました。これからどの場所にメンテナンスの力を掛けて行くかが
大きなポイントになってきます。数年後がとても楽しみな庭です!

幸せな仕事

今日は奈良で仕事でした。石造物に詳しい方で山川さんという知り合いがいるのでご紹介しますと
お施主さんに言われ今日がとても待ち遠しかった。
午後に山川さんとお会いし、現場にある色んな石造物を見ながら時代や様式、この残欠はどこの部分か、設置するときの方角や目線の高さなど
質問にすらすらと答えてくれる。更に石質や見分け方など知識がとてつもない。
なんでも答えてくれるので、めちゃくちゃ質問攻めしてしまった。帰りにお施主さんから山川さん本出してるから見てみたら?という事で帰り道にAmazonで調べたら2冊も山川さんの本を持っていた。。。。恥ずかしい。。


家に帰って早速山川さんの本を探すと何故か井波律子の酒池肉林と合わさっていた。
その時は(今もだけど)莫大な富を持った(この本で言うと紂王や始皇帝や煬帝の想像を絶する放蕩三昧)人の行動にとても興味がある。
そんな事もあって午前中は青山さんという学者さんに
貴族の遊びと蹴鞠の事ばっかり聞いていた。

因みに僕はそういう遊びをしたいのではない。
人によっては僕の仕事を心の医者と言ってくれる人がいるからこそ
凡人には全く見当もつかない気持ちがほんの少しでも分かるようになれば
施主と心通わせる事が出来るのではないかと思う。
これには、人に合わせた庭を作るヒントが多く含まれていると思っている。

あと、酒池肉林と書いてある通り、本書は紂王から始まる。
紂王と言えば横山光輝の殷周伝説!
めちゃオモロイ。

募集!

西村工芸で働いてくれるスタッフや工事協力してくださる、一人親方、会社(愛知、岐阜、三重、静岡、神奈川、奈良、大阪、兵庫、石川)を募集しております。

お気軽にお問い合わせ下さい!

細かいところはメールか電話にてお伝えできればと思います。

こちらまで、よろしくお願い致します。

info@nishimura naoki.com

住宅特集 庭 8月号

明日発売の住宅特集の特集記事の一人に取り上げて頂きました!
励みになります!

岩間さんの薬師田の住居も同時掲載されております!凄い勢いですね!
是非見てみて下さい!

来月から岩間さんの新しい現場が始まるのでそちらもとても楽しみです!

熊本の石

いつも仕事で助けて頂いている荒木さんの土場で熊本の石を分けて頂きました。
とても良い所に出世したので石も喜ぶことでしょう。
資材で困った時の駆け込み寺になっています。
本当に素晴らしい石材ばかり。

VISONもついにラストスパートとなりました。
ここまで身がすり減った現場は初めてです。笑

守山区の庭

完成から1年半ほど経ち、枝葉も茂りだし先日、メンテナンスをさせて頂きました。
庭ではジューンベリーや栗の実が沢山取れたのと
キッチンからの景色に癒されているとの事で嬉しい限りです。

金沢町家の庭

昨日まで金沢市で町家の庭づくりで出張でした。
今回の物件は ことのは不動産さん の「編む」という企画の菊川の家の庭を担当させていただきました。

この「編む」を企画と言ってしまうと経営的な感じがしてしまうのですが、それは全く違っていて
今までにできた町家が取り壊されていき景観が変わるのと材料自体が勿体ないという
思いから少しでも受け継がれ、存続してきたものを現代の価値観に編み見なおすという事が
この企画の根幹であり、私自信もとても共感する取り組みだと思っております。

明治期に建てられた金沢町家の面影を残しながら現代の駐車場などの経済的要求にも対応した改修となりました。
私自身も庭を作るにあたり、施工前の荒れた石を全て選り分け、もともと敷地内に流れていた用水路跡の遺構を
復元しながら庭にリノベーションしていきました。
とにかくギリギリまで石を使い、最後の最後まで素材と向き合えたことはこの編むという企画にも
繋がって行ったのではないかと思っております。

素晴らしい経験と
素晴らしいチームに入れて頂き本当に楽しい庭づくりとなりました!

こんな物件が増えていく事を望みます。

良い景色

先日、湯谷建築設計さんの仕事で南の方で打ち合わせでした。
この敷地から見える景色に癒されました。

こんな環境で設計をされ、またその環境を望まれるお施主さんがいる事は
互いにとって本当に素晴らしい事だと思います。
私自身も仕事が決まるかどうかはわかりませんが精一杯頑張りたいと思います!
しっかし、良い土地

写真

6、7年くらい前?に工事をさせて頂いた いなべ市の庭です。
樹木も元気に育ちお施主さんからトンネルになってきましたと写真を頂きました!
写真を頂けることは本当にありがたい事です。
わざわざ写真を撮って送ってもらえるくらい生活に密接しだしたんんだと思うと嬉しい限りです。

僕は今まで色んな事にこだわって仕事をしてきました。
色々と考えた結果、植物が元気に育ってくれていて、それを心地良いとお施主さんが思ってくれていたら
もう、それ以上の事は無いんだなと。
いつもいつも何か僕に気づきを与えてくれるのは関わってくれている施主さんや仲間なんですよね。
ありがたいことです。

床の間

気分転換に飾りなおしてみました。
鎌倉時代の石造品の拓本なのですが見れば見るほど面白い。

照明の場所も変えたいし、壁も塗りたい。。
しかし、使わないと気づきませんが床の間って空間は凄いもんですね。

東区の庭

先日、東区の庭のメンテナンスに伺ってきました。どの植物も元気で安心しました。

これから何年もかけて成長していく木を見ていくのは仕事の楽しみの一つでもあります。

建築は服部信康建築設計事務所さん

蓑虫庵

伊賀市にある松尾芭蕉の弟子の服部土芳の草庵です。
江戸時代の1680年代に建てられて改修などされています。
庭が素晴らしい。剪定管理が良く、飛び石にも遊びがあって勉強になります。

毎日

VISON多気の造園工事も終盤に入ってきました。
いっつも現場に来て思いますが、こんな規模一生に一度だなと思う。
植木の配置スピードは確実にスキルアップした!笑

苗木

いつもお世話になっているアクアイグニスさんの敷地に3年前に苗木を植え込みさせて頂きました。
初めは10~30cmの苗木を植え込み今は一番高い木で3m以上に成長しました。
過密に植えた苗木は冬に掘り取り敷地の足りない部分に植えています。
そうすることで過密に植えた部分は年々適度なバランスを保ち、
予算が届かない場所は植え替え費用だけで庭を更新して行けて一石二鳥となっています。

この苗木の植え方は宮脇昭さんの植え方を参考にし、イオンの植樹祭後の外周を
色々見てまった結果、成長過程における管理方法の弱点が克服出来たのではないかと。
僕はこの宮脇昭さんの植栽方法ほどコストパフォーマンスが優れているものは無いと思っています。
もしも、依頼がこればかりになったら僕や他の造園会社潰れますが。。。(笑)
ですが、現在の住宅事情でいきなり完成を狙う造園は造園で様々な面で
施主への負担が大きいので私はイエスとは言えない気持ちも持っています。
(自分なりに説明しています)

この写真の苗木達が4m・5mと大きくなっていく植物の成長を見届けるのが私はとても楽しみで
これこそ庭づくりの醍醐味の一つだと思います。本当なら どの庭にもこの体験を庭に織り交ぜたい。
しかし、施主が高齢ならそうはいかない部分もあったります。

色々考える事が多いので、なかなかハードルが高いのですが今は実験中ということもあり
管理し続ける事でいつもと変わらぬ植栽になったら織り交ぜた提案もして行けそうです。

今はスタートが結構大事な時代ですのでこれはこれで自分の美意識を磨き、
ある程度完成したものが必要である意味も見つけながら向き合って行こうと思います。

因みに文豪の室生犀星は庭は生垣だけで十分的な事を書いています。
わかるわぁ~

後藤昭夫芸術館

今日は、後藤昭夫芸術館に杉下先生と出口さんからお招き頂き
西口さんと岩間さんと井野君に私もご一緒させて頂きました。


杉下先生の、かし是は行った事があるものの、空間をしっかり体験するのはほぼ初めてでした。

芸術館は意匠的な要素や空間を構成する素材に大胆な省略や工夫の積み重ねから
生まれた余白の空間が、美術品と渾然一体となっていて感動しました。
好きな器で言うと、どんな料理も受け止めつつも自身の造形美も持ち合わせる、
高麗青磁や猿投の山茶碗を見ているような感覚でした。

後藤館長からも作品の話を沢山伺う事が出来、建築内部に取り込まれる美しい光が
後藤昭夫さんや他のメンバーの方の作品も抽象表現主義の真っ只中に様々な挑戦や苦労を感じれて
より作品を楽しむ事が出来ました。

是非、見られることをお勧めします!

杉下先生・出口さん・西口さん・岩間さん・井野君 ありがとうございました!

奈良

今日は奈良で仕事でした。
3年前から少しずつ進んできた案件も本日で契約となり本格的にスタートすると思うと
とても感慨深いです。。。
この案件に限らず今仕事をしている殆どが紹介で、また一緒に仕事をしてくれている仲間も含め
本当に沢山の方に助けられているなと思います。

手を差し伸べてくれた方々に仕事でお応え出来るよう頑張ります!

泣けるわーーー

碧南市の庭

今日はメンテナンスで碧南市の庭に行ってきました。

剪定前は室内に美しい木漏れ日が降り注いでいました。
植物はとても元気であと数年したらこの庭も空気感が大きく変わって来ると思います。
成長が待ち遠しい庭です。

建築設計は

西口賢建築設計事務所さん
岩間建築設計事務所さん

松阪市の庭

仕事の帰りに松阪市出作らせて頂いた庭を見に行ってきました。

植えた木も写真の通り順調に育っており安心しました。
広い敷地という事もあり、お施主さんとは庭を作った後のメンテナンス方法やご自身で出来る作業を
色々話あったのを思い出します。

この庭でバーベキューや食事などを色々されているみたいで嬉しい限りです。

また、伺わせて頂くのがとても楽しみです!

西天満岩さき

先日、西天満岩さきさんの庭のメンテナンスに行ってきました。

僕が今まで仕事をした中でもかなり小さな敷地で場所によっては
奥行1mにも満たない部分もあります。ビルの奥で地で直射日光もほぼ当たらず
真上には室外機がたくさん並んでおり樹木が3mや4mと伸びる見込みもありません。
風も通らないので板塀の隙間を工夫したりして、何とかここまでの庭になりました!
初めは苔も日陰の下草も失敗しましたが今の現状で落ち着いてきました。
この場所が全面コンクリートだった事を思うと、とても感慨深いです。

高田さんの本

「これからの雑木の庭」が復刻されました!
僕は復刻前の本を持っていたのですがお客さんに渡したままでずっと無い状態でした。
ネットで買いなおそうと調べたら
復刻前の本がなんとプレミア価格で販売されているではありませんか。。。
その直後に復刻されるという情報を聞いて少し待っておりました。

高田さんには友人の甲田くんを介して、少しの期間千葉に行きお手伝いさせて頂きました。
竹炭やワークショップ、高田さんの圃場での掘り取り、庭が最初から最後まで出来るまでの一通りを
勉強させて頂きその後も、奈良の吉野でのワークショップにも何度か参加させて頂きました。
僕にとってこの学びは今もしっかりと自分の仕事に生きています。
自分の知識や技術は至らぬことだらけで、時に絶望すら感じます。
ですが、少しずつでも実践し反省し自分の仕事を修正しなければ前に進む事すら出来ません。

僕は高田さんだけではなく武部先生や荻野先生などのもの凄い実績を残している先輩方に沢山の学びを頂きました。
誤解を恐れずに言うと何かの部分においてはいつか先輩方を越えて行かなければ進歩と言えないと思うのです。
表面的な事ではなく教えてもらった人の耳に入るくらい頑張っている事が
まずは恩返しだと思い仕事しています。この本を読み返してまた、明日の仕事に繋げていきたいと思います。

撮影

チルチンびとさんの9月11日109号 庭特集の撮影で岩間建築設計事務所さん設計の
薬師田の家にお邪魔してきました。

庭も順調に育っており、あと2.3年もしたら空気感がガラッと変わる。
そんな雰囲気が庭から出ていて安心しました。
天気も途中から晴れて撮影も色んなシーンを撮られていました。
どんな仕上がりになるのでしょうか。発売がとても楽しみです!

VISON多気

VISON多気の本草湯に特大苔玉を納品しました。
初めは形状をお任せされて 私の好きな造形の てっぱつ を思い浮かべて作っていたのですが
マスターアキーテクトから途中でジャスパーモリソンの様にと伝えられ必死におさまりを考えながら作りました。
なかなかの出来じゃないですか!?笑

しかし、ジャスパーモリソンの照明を思い浮かべ作って行くと、てっぱつとほぼ同じ形状なんです。。。
これにはビックリしました。

因みにこんな感じで作りました。

アクアイグニスさんは菰野町にあることから菰野石をアクアイグニスに見立て
アクアイグニス以上に大きいVISON多気をイメージして作っていきます。

菰野石の丸みを転写したいと思い金槌で叩きながら苔玉の枠を作って行きます。

フリーハンドでパーツを作って行きます。
めちゃくちゃ やる事一杯でしたがめげずに時間をかけてコツコツ叩いて皆で作りました。

巻いてあるピンクのテープには組み立て順番が記入されています。

自分でも満足の素晴らしい造形!
フリーハンドゆえの温もりを感じる丸みと美しさ。
やっぱり頑張って作ると良い事ありますね。笑
皆も笑いながら作って写真も撮っていたので楽しかったのだと思う!
こういう物を常に作り続けて行きたいですね。※苔玉の事ではない

因みに鉄鉢はこんな感じのものです。
ジャスパーモリソンの照明とも似ていませんか?
色んな発見と貴重な経験を頂きました。

画像は拾ってきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

多治見の庭

昨年に工事をさせて頂いた庭の写真をお施主さんから頂きました!

元気そうで何よりです!!もうちょっと茂ったらお施主さんのイメージされる
鬱蒼とした庭に近づいていくと思います。ヤツデとアオキの成長に期待しています。
また、メンテナンスに伺わせていただきます。

建築設計は服部信康建築設計事務所さん

東区の庭

2年ほど前に作らせて頂いた東区の庭です。別件の東区の案件で前を通ったらとても成長し安心しました。
写真は作った時の写真ですが
ほんと少しの植栽スペースがあるだけで劇的に空気感が変わります。
素材や線の少なさに合わせて植物も単一にすれば引き締まりますし沢山の種類を植えれば柔らかさも出たりします。
建築の雰囲気を見ながらどういう風な植物の構成が良いか判断し、設計者さんと話し意見を交換することは
とても大切にしている事でもあります。

建築設計は小川国寿さん

素粋居

昨年に工事をさせて頂いた 素粋居さん の庭の確認に行ってきました!
植物は元気ではありますがもっと成長してこれから森になって行くような空間を目指します!
何年かかるか分かりませんがこの庭をしっかり見守っていきたいと思います。

美しい光 美しい陰

菰野町の庭のメンテナンスに行ってきました。
もともと更地でしたが植物を植えて毎年の管理で人が心地よく過ごせる空間になりました。
美しい光。美しい陰。この要素を可視化させる事は私の庭づくりにおいて必要不可欠だと考えています。
これからの成長が楽しみです。

温泉の庭

VISON多気の第二期OPENも来週となりました!あっという間です。
私たちもあと少しで完成です!めちゃくちゃ良い温泉になりました!

庭の手入れ

今日は土砂降りの中、素粋居さんのメンテナンスをしてきました。
初年度はひたすら枯れ枝の撤去と支柱の撤去を行い綺麗になりました。
この夏でどこまで成長するか楽しみです。

写真は先週確認に行った時に撮影した
そば切り石垣さんの入り口です。
荒木さんに敷いてもらった延べ段が少し苔むして良い味が出てきました!

素粋居の設計はヨネダ設計舎さんです。

素粋居

庭工事をさせて頂いた素粋居さんで確認がてら撮影をさせて頂きました。
植物は一部枯れもありましたが自分の中では合格点といったところです。
これから5年後10年後の成長がとても楽しみです。

素粋居さんは厳選された素材を基に12のコンセプトを持つ源泉かけ流しの離れ宿です。
写真のような内田さんの目が通ったものが各部屋に設えられているのも大きなポイントです!

敷地内には 肉料理店のHINOMORI うなぎ四代目菊川 そば切り石垣 を併設する
複合施設となっております。
近くにお越しの際は是非お立ち寄りください!

これから

この3年間、大きなプロジェクトや普通には出会うことのないような施主など沢山の経験を
与えて頂いて大きな物件も小さな物件も庭を作ることも庭じゃない事も全く同じ感覚で仕事を出来たことは
自分にとっても誇れる事だと思った。


これから関わり続けたい人や事の為にも、自分の仕事の質をもっと上手に維持していく事を考えたい。
僕の仕事にとって何が重要か一番知っているはずの自分が
今の仕事を理由に大事な事を後回しにして来た情けなさも痛感している。

直ちに自分の仕事の質が大きく落ちるという事は無いけど
大きな転換の時期に来ていると思う。

このチャンスを逃さないように
自分の直感を信じてもっともっと前に進んでみようと思う!

竹林風呂

先日、アクアイグニスさんの竹林風呂の確認に合わせて営業前に撮影もさせて頂きました。

早いもので工事をさせて頂いて4年半になりました。
相談を頂いた時は毎年、竹が枯れるのと下草が育たないという相談で現地を確認した時は明らかな排水不良でした。
それを排水を促し、それでもたまる水はポンプアップで出すという処置を行い毎年のメンテナンスでここまで回復しました。
この写真の場所には私が足した竹は一本も無く全て現場にあった瀕死の竹を移動し回復を見守っただけです。
まだまだ土地の力が弱いので竹は細いですがもう一方の温泉は太い竹もちらほら生え出し
もう少しというところです。

まだまだ私自身も至らぬところがありますが今年のメンテナンスでガラッと空気を変えてみようと思っております。
毎年回復していく竹を見て本当に感動しこの経験で庭に対する考えも大きく変わりました。
いつも植物には勉強させて頂くばかりです。

あとちょっと!!

歯科医院の庭

昨年の夏前に静岡県で工事をさせて頂きました歯科医院の写真を頂きました!

植物も元気に育っているようです。また、寄らせて頂きます。

設計はDAY architectさん

新城市の庭

昨年に工事をさせて頂きました、新城市のお庭の現状をお施主様に頂きました。

芝も植物も順調そうで何よりです。お施主様が敷かれたレンガも馴染んできたように感じます。

果樹も大きくなってくるので
これから年を重ねていく庭がとても楽しみです!

建築は服部信康建築設計事務所さん

草津市の庭

今年の1月に完成した草津の家の点検とメンテナンスに行ってきました。
どの植物も元気に育っており安心しました。支柱が外れたら写真を撮りたいですね。
良い家!

今日はカメラマンさんが撮影もされていると聞いていて上見さんに良い縁を頂きました。
皆様本当にありがとうございました。

建築は上見設計室さん

島田市の庭

僕の30代はこの庭で始まりました。
この庭も他の庭もそうですが、毎年自分自身と共に成長しています。
毎年の自分の価値観や感覚を手入れに転写出来る事は本当に素晴らしい職業の一つに感じます。

奈良と伊賀と多気

今日は仕事で奈良と伊賀と多気で打ち合わせでした。
VISONもいよいよ6月5日の2期OPENが迫ってきました!!
1期目のマルシェVISONも今は蔓延防止法の事もあって滞在時間など様々な
安全対策をされつつ沢山の人で賑わっております。


まるさんかくしかく

現在工事中のVISONの温浴施設の庭を作らせて頂いております。

仙厓が書いた まるさんかくしかく の様に石を配しました。
諸説あることが面白いのでそれはネットや書籍でも見てみて下さい。

多気郡は僕が生まれ育った地域でもあり、切り開いた事に対する
その後の願いと期待を込めたいと思いました。
僕は日本文化の基本となる形が まるさんかくしかく だと思います。

東区の庭

先日、お施主さんから写真を頂きました!

今年の冬にとても良い感じに育っております。伺うのが楽しみです。

建築はいつもお世話になっている 服部信康建築設計事務所さん です。

彦根の庭

今日は彦根の庭にメンテナンスに行ってきました。

エゴノキとモミジがテッポウムシにやられてしまいましたがこれからの回復を期待したいです!
モミジはしっかりと成長しており、緑の深さが増して良い木陰を作っています。

帰り際にお施主さんが今の時世の事もあって
最近、庭を使うことが増え改めて必要性を感じたと仰っており、
自分自身もその必要性を再確認出来た日となりました。

本当にありがとうございました。

安城の庭

今日は蒼築舎の松木さんに三和土のワークショップをして頂きました!

今回使った土は現場の土です。敷地が田んぼの横という事もあって藁を細かく割いた材料を入れて頂き
周辺に馴染むような仕上げを目指しました。
もう、ミキサーで練ったネタを手に握っただけで今日の仕上がりはカッコ良くなるだろうなと思いましたね。

岩間さんとの打ち合わせで凹凸のある雰囲気を希望頂いたので
叩きっぱなしの仕上がりとしました。三和土は元々は集落の人達が集まって作っていたもので
その時代の事を考えるともっと荒い感じで作っていたんだろうなと想像するだけで楽しくなります。
皆、土を楽しそうに触っている姿が印象的で今週にした植樹祭に通ずる何かを感じました。


完成はこのような感じになりました。これから徐々に水分が飛んで
塗れた色が本来の土の色に近づいていきます。物凄く良い風合い。

松木さんが仰った「土って人を集める力がある」と言った言葉が印象的でした。
まだ、土間の仕上げが三和土ばかりだったころは土が地域を繋ぐ役割を担っていたと
思うと今の仕事のありかたは少し寂しい様にも感じます。
以前はこのような事に直面するたびに素材や経済的な要求に不満を感じていました。
確かに素材のもつ力も物凄いものですが
それ以上に何事も楽しんで出来るかどうかの気持ち次第だという事を
再認識出来た日となりました。

お施主様・岩間さん・蒼築舎の皆さん・ワークショップに来ていただいた皆さん
本当にありがとうございました!

vison多気 植樹祭

今日はvison多気の植樹祭でした。
多気町・多気町周辺にお住まいの皆さん約300名に参加していただき
VISONのメイン道路沿いに植え込みして頂きました。

写真の通り物凄い人
コロナ禍であることもあり、植え込みスペースに約200mの幅を取り午前午後の部の2回に分け植え込みました。
800pot近くある苗木が物凄いスピードでなくなっていきます。
植え込みをしている時の皆さんの会話や、楽しそうな姿をみると嬉しくなります。
初めは照れていた子どもたちも苗木の穴を掘り出したら夢中になって沢山の苗木を植えて頂きました。

このような素晴らしい経験をさせて頂き本当にありがとうございました。

私も一生の思い出になり、またこの経験をこれからの仕事に繋いで行きたいと思います。
改めて植物のもつ力を感じ感動しきりの1日でした。

住宅建築2021 6月号

「住まいの緑を創造する」で
竹原義二さん・西口賢さん・岩間昭憲さんとご一緒させて頂いた講演会の内容が掲載されております。
講演会では建築の話が主体でしたが今回のレポートには
施主の皆様の住み心地も載っておりますので是非見て頂ければと思います。

岐阜市 展示場

現在、ひだまりほーむさんの展示場の造園工事が進行中です!
こちらの案件はリノベーションの展示場という事もあり、既存の庭石も一部流用しております。
また、玄関の位置も初めから決まっている事もあり、写真の様に若干アプローチを振ってもらい
広くなった隙間を活用して植栽していきます。

まだまだ植わります!完成が楽しみです!

建築は武川建築設計事務所さん

vison 多気

4月29日の1期OPENに向け、現場が追い込みに入っています。

ゼネコンさんと仕事をするのは初めてですが、各ゼネコンさんの追い込みのスピードには感心しきりです。
むっちゃくちゃ早い。

今年は早かったですね。

この時期になると桜が楽しみで、この道を必ず通ります。いい桜たち

高木の手入れ

7年前に手入れをした杉林の写真が出てきました。
25mある高木を宮田さんと佐藤さんが登って行ったのが懐かしいです。

僕も登って行ったのですが、あまりにも高すぎて足がすくみました。。

隣地にはみ出た枝(枝というか幹のような太さ)は高所作業車で剪定します。

手入れ後、ココに新築をするという話になった時は真っ先に、郷土資料館でこの地域の事を調べたりしていました。
7年前の自分の方が、今よりも、もがいていたなと思います。
べつに調べたところで決定的な核心に至るわけではないと
分かってはいましたがとりあえず調べたりはしていたようです。

菰野石

現在工事中の現場で色々な菰野石を集めています。

普段は地元の石という事もあり見慣れた石ではありますが
じっくり観察すると色のバリエーションや丸みを帯びたもの
積めそうなものや、敷けそうなものと、使い方も様々な対応が出来る石だと改めて気づきます。
丸みを帯びたものが殆どで、今は手間がかかるなどの理由からあまり使われることはありませんが、
使い方と工夫次第で新しい提案が出来そうです。


vison多気

昨日は名古屋で打ち合わせの後、多気で使う庭木を選びに行ってきました。

いつもお世話になっている東勢園さんに色々な植木を案内してもらいます。
買い付けする量が結構多くあっという間に夕方でした。

愛知県陶磁美術館

日曜日に打ち合わせの帰りに愛知県陶磁美術館に行ってきました。
とても行きたかった展示だったのですが、今の仕事を考えると行けるかどうか
かなり怪しかったのですがギリギリ滑り込みました。

この展示は大陸文化の影響を受けた後に陶磁器の一大生産地であった陶邑窯が
薪の枯渇や遷都によって衰退し、それに変わって猿投窯が日本一の窯となって行った経緯と
陶邑窯と猿投窯の特徴を比較・解説された展示でその時の技法や形状、
道具など時系列で展示されており充実した内容で楽しめました。

それにしても欲しいものばかりで僕には幸せの時間でした。

常設展も相変わらずの凄さです。特大須恵器と信楽の甕(他にも沢山。。。)は必見!

仮組み

Vison多気のミュージアムに納める石の仮組を行いました。
大きなもので1辺2mを超える諏訪石は中々の迫力ですが
建築物も大きいのでバランスにはとても気を遣います。

その他にも配管などの設備の絡みもあり石の厚みであったり積層になっていて割易い部分を
配管側にしたりと微調整も行って行きます。

3方向からしっかり見えレベル差も結構あるので見る方向に対して角度を変え初めに見える印象にも気を配ります。

私は結構、その場その場で検討し作って行く方ですが、
なんともならない部分にはなんともならない流れに身をゆだねて作ります。

寺島蔵人邸

金沢町屋の仕事が一旦キリがつき少しだけ時間に余裕が出来たので
色んな方に進めてもらっていた寺島蔵人邸に行ってきました。

中級武士の生活を垣間見る事ができます。
飛び石の配石意図が読み取れて庭の移動時間の強弱も個人的に
とても勉強になりました。


沓脱石が洒落てます。

金沢 町屋 の 庭

昨日から出張で金沢市で仕事をしております。
数年前から ことのは不動産の松本さんと 計画してきた現場がついにスタートしました。

みて下さい!このスケール感(笑)
色んな現場で仕事をさせてもらってきましたがここまで目の錯覚を感じる現場は初めてです。
そして、このやりがいの塊のような庭。

松本さんが積極的に民家を残される姿勢を見習って僕も庭に落とし込んで行こうと思います!

今やっている仕事と完全に真逆でどちらも楽しんで仕事をさせていただいております。
完成楽しみです!

その後、ことのは不動産さんの事務所に。めちゃくちゃお洒落。

メインツリー

スイーツエリアの植栽が始まりました。
今回このvisonで一緒に仕事をしているのは千種園さんチームです。
初めての仕事ですが細かい作りこみも普段とほぼ変わらないレベルで仕上げれおり
こちらの意図をしっかり汲んでもらえるので本当にありがたいです。

下の写真はメインツリーです。13m強で重さは5tという巨大なサイズを相手にする仕事でも
経験値がとても高いので心強いです。下準備が良いのでメインツリーの吊り込みから植え付けまで1時間と
とても手際が良く私も勉強させてもらっております。

メインツリーの鉢の掘削状況です。堆肥や炭を混ぜて行きます。

メインツリーの根鉢 畳で固定して鉢を傷めない様に吊り込みます。

ワイヤー支柱を施工中

芝工事も始まって本格的になってきました。完成が待ち遠しいです。

松阪の庭

今現在、多気に通っている事もあり5年前に庭を作らせて頂いたお客さんの事が気になり
久しぶりに連絡をしたら、とても嬉しい返事を頂きました。

お施主さんはピアノの先生もされていて去年は例年通りの発表会がコロナの関係で出来なかった
代わりに
ウッドデッキにピアノを置いて庭で発表会をされ、その写真を頂きました!
こんな野外の発表会、凄く素敵に思います!!

私も施工してから2~3回行ったくらいでご無沙汰していますが写真を見る限り
メンテナンスもして頂いていて植物も元気そうで安心しております。

ホント良い庭になったなぁ~

安城の庭

今日は安城の現場で三和土仕上げの準備と石工事を進めておりました。今日で一旦石工事にキリがつき
建築工事にバトンタッチです!
戸袋の納まりなど岩間さんと確認し合いながら納まり模索していくのはとても勉強になります。
お互いの職域を理解し合う事で生まれる納まりは宝物のようです。

安城の庭

安城の現場では私たちで建築内部の土間仕上げも関わらせて頂いております。
今回は土間の中に石を埋め込む為の、下準備をさせていただきました。
室内と屋外が繋がるように三和土仕上げを行う予定です。
仕上がりが楽しみです!

昨日発売された新素材研究所の本が届きました。これから楽しませてもらいます。

安城の庭

現在、岩間建築設計事務所さんと西口賢建築設計事務所さんの安城の物件が同時進行しております。

先日、雨の日に岩間さんと土間に使う石を中根石材さんで探してきました。
岡崎市で採掘される良質な花崗岩は鳥居などにも使われていて粘りのある石です。

実際、土間にはキッチリ割った石を使う予定で考えていたのですが
私のイメージする製材された雰囲気のモノではなく
石として味わい深く、より個性的で、自然を感じれるものの方がより建築に馴染むのではないかと
建築側の視点を取り入れ造園で出来る可能性を一緒に探る事からスタートしました。

現場で出た木の端材を置き並べ石のサイズ感を共有し、
ひとつづつ石の意味合いや意匠性と実用性の落としどころを決めてゆきます。

実際のところ私たちの様な石に関わる仕事をしている人からすれば
写真の石は端材に見える人もいるかもしれませんが、(因みにこの写真は端材ではない)
建築側からの視点を取り入れる事でこの端材は製材以上の力を発揮するのです。

見積もった材料費は当然端材も含まれると安くはなる(端材端材ってもちゃんと値段はある)のですが、、、
建築と造園でより良いものを作りたいという思いが、石のサイズは大きくなり、個数も増え
収まりも高度になり、石に接触する工事も技術面での高さが要求されたりと
結果浮いた費用はいつものごとく人件費で飲み込まれてしまいます。
ですが知恵を絞り、資材を無駄にせず上手く見立てる事は造園の一番面白い所でもあります。

これからどう仕上がって行くのか楽しみです!


vison多気

今日はvisonで使うモミの木の搬出準備をしその後植栽工事を行いました。
サイズは13m強と、搬出、移動、立て込み、剪定、支柱 どれをとっても異次元です。

そしてそして、いつも一緒に仕事をしている荒木さんは実は石のコレクターでもあります。
そのコレクションの石造品が陶芸家の内田鋼一さんの目に留まりvison多気の道具エリアに嫁入りされました。
5t近くある石桶です。凄い迫力で沢山の方が納品を見守られていました。
ホント良い場所に嫁入りされたのでOPENしたら是非見てみて下さい!

現在進行中の現場で欅の植え付けの準備を行っており明日から植え付けです。
写真の通りとても大きな欅で11m近くあります。
吊るのも鉢を掛けるのも一苦労ですが、きっと建物に似合うはず!

それにしても現場の広さの割には工事制限もかなりキツく工程なんかめちゃくちゃタイトです。
毎日結構な量の打ち合わせをこなしつつ実務では意匠との折り合いをつけるのに結構悩みます。
ずっと山場で気を緩めている時間が全くありませんがこの緊張感ほど良いですね。
きっと病気なんだと思います。笑

今日

今日は朝から岩間建築設計事務所さん西口賢建築設計事務所さん
現在工事中の現場の打ち合わせでした。

5月中頃から植栽工事が少しずつ始まりそうです!
相変わらずキレキレの現場で私たちも植栽工事が楽しみです。
お施主様よろしくお願いいたします。

その後は四日市に戻り、いつもお世話になっている佐々木先生と一緒に計画を進めてきた
某店舗の庭のリノベーション工事をさせていただきました。
いつも、造園とは違った視点で勉強になります。


毎日毎日が本当に楽しく仕事させて頂いており幸せです。

vison多気

植栽工事が始まりました!
各ゼネコンさんの建築工事と同時進行の為、厳しい条件での工事となっていますが
きっと上手く乗り切れるはず!こういう大きな現場はホント楽しいですね。ワクワクします。

今日から

愛知県で横内敏人建築設計事務所さんの物件が始まりました!

とても大きな案件ということもあって建築工事との段取りがより良くなるように
先に庭の土壌改良や石材、施主様宅から預かってきた
立派な水鉢の搬入から進めさせて頂いてます。

これから1年の工事期間に建築工事と造園工事が絡む部分もあり、非常に楽しみです。

その後は、現場で使う石材を引き取り、今年は石工事が多くなりそうなので
近藤石工道具製作所さんにも石道具の修理をお願いしに行ってきました。
ここに来るといつも何か欲しくなります。。。

vison 植栽

visonの各施設で使う植物の1便目が到着しました!
大型トレーラーで配達してもらったのは初めてで中々の迫力です。
10mクラスのコナラも小さく見えてしまいます。

ここの現場ではクヌギ・コナラ・カシ・ケヤキ・エノキ・サクラを中心に庭を構成していきます。

苗木

3年前にアクアイグニスさんでバス停の拡張工事に伴う造園工事の改修計画に携わらせてもらいました。

その時に予算やデザインの関係から一部 苗木を提案させて頂きました。

当時30cm~80cmの苗も現在大きなものでは背丈を超えて先端で3mに達し
ちょっと先にある住宅地の目隠しとしても機能しだしました。

写真の通り植物が混み合ってきたので間引きして、造園工事で足りなかった部分に補充していっています。
今のところ計画通りに進んでおり最後は林になって一旦完成となります。このペースで行けばあと2~3年で
当時植えた5~6mの木にまあまあ近づいていくのかな?

時間さえ貰えるなら、いきなり大きな木を入れる必要もありません。
その先の剪定管理がなによりも大切だと思います。

いよいよ。

現在、工事をしているvisonの各施設の植栽がついに始まります。

いきなり山場ですが、やるべきことはやってきたので後は成果を出すのみです!!

材検

先日、岡崎の石切場に横内事務所の皆さんと

これから始まる現場の石の下見をしてきました。

とても良質な御影石に出会えたので楽しみがまた一つ増えました!

ありがとうございました!

掘り取り

現在工事中の現場で使う植木の掘り取り状況を確認してきました。
こんだけ大きな気が一気に掘り上げられていくと物凄い迫力です。。。

再来週から盛り上がってきますので心臓バクバク。

九州

現在進行中の庭工事で必要な木を熊本と鹿児島に買い付けに行ってきました。
良い木が見つかり一安心。月末からの工事が楽しみです!
買い付けの帰りに熊本市の立田自然公園に行ってきました。
一昨年に佐藤さんと荒木さんと行った時の庭の素晴らしさをもう一度体験でき
沢山の発見がありました。
茶室も徐々に綺麗になって来たように感じます。

時間の都合上全ての植木は付けきれなかったので、
もう一度九州に行く時は半日くらいは観光する時間が欲しい。。

滋賀県 草津市の庭

昨年から少しずつ進めてきました草津市の庭が遂に完成しました!

高低差のある植物の配置を工夫して奥行が出るように植栽させて頂きました。

来週の木曜日にオープンハウスをされる予定ですのでお時間ある方は是非!

設計は上見設計室さん

東員町の庭 2

先日から工事を進めてきた東員町の庭が完成しました!
とても素敵なお家です!新緑が出たことにまた撮りに行きたいと思います。

建築は棲栖舎桂さん

東員町の庭 2

先日から工事を進めてきた東員町の庭が完成しました!

とても素敵なお家です!新緑が出たことにまた撮りに行きたいと思います。

建築は棲栖舎桂さん

東員町の庭

いつもお世話になっている棲栖舎桂さんの東員町の庭が始まりました!
撮影も待ち構えていてタイトなスケジュールではありますが
結構な人数で工事をしている事もあり、じっくり考えながら乗り切れそうです。
もう、既に新緑が楽しみです!

東区の庭

現在、東区の工事を進めております。
今回は植栽以外に石敷もしており、
今日何とか石が完成。引っ越しにギリギリ間に合った。。。
後は植栽となりました!出来上がりが楽しみです。
またUPさせて頂きます。

建築は服部信康建築設計事務所さん

東区の庭

現在、東区の工事を進めております。
今回は植栽以外に石敷もしており、
今日何とか石が完成。引っ越しにギリギリ間に合った。。。
後は植栽となりました!出来上がりが楽しみです。
またUPさせて頂きます。

建築は服部信康建築設計事務所さん

資料集め

今、携わっている仕事で使えそうな資料を集めていました。
今年は移動がかなり制限されているので
国内の行きたかった場所でも仕事の合間にチラッと見に行く程度。
早くどこでも行けるようになって欲しいです。

ちょうど去年の正月は中国の南京市に行っていました。
海外には当分行けないと思うとやるせない気持ちになります。。。

資料集め

今、携わっている仕事で使えそうな資料を集めていました。
今年は移動がかなり制限されているので
国内の行きたかった場所でも仕事の合間にチラッと見に行く程度。
早くどこでも行けるようになって欲しいです。

ちょうど去年の正月は中国の南京市に行っていました。
海外には当分行けないと思うとやるせない気持ちになります。。。

滋賀県 草津市 の庭

昨年から進めてきた草津市の庭がもう少しで完成します!!

こちらの家は正面に植えれる場所が限られているので
奥行を感じれる植栽を心掛けて作りました。

建築も終盤に差し掛かっており、完成が待ち遠しいです!

建築は上見設計室さん

仕事納め

今年もあっという間の1年で、現場最後の日は大きな お月様に見送ってもらいました。
来年、再来年と僕たちは面白い仕事をさせて頂く予定です。

ここ最近特に強く感じるのは、僕みたいな者にでも仕事を与えてくれる人がいるという
事実があって、自分が思っているより世の中捨てたもんじゃないなと。
先日、お世話になっているギャラリーのオーナーさんと そういう話になって
日曜美術館の村上隆と李禹煥の対談を勧められて、
すぐに見て色々とこみ上げてくるものがありました。

手を差し伸べてくれた人に精一杯仕事でお返ししたいと思います。
そのためにも、もっと動かないとその先が見えてこない様です。

彦根の庭

今日は彦根市の庭の剪定でした。これで今年の剪定は無時に終わりました。
お施主さんとも久しぶりに会えて色々と話せてよかったです。
この時期はすぐに真っ暗になるので普段は見れないライティングも見れてこれはこれで
良い時期です。
来年に葉が出たらまた伺わせていただきます。お施主様本日はありがとうございました。

建築設計は横内敏人建築設計事務所さん

碧南市の庭

碧南市の庭が完成しました!
長い道のりでした。。。が、来年再来年とこれからが本当に楽しみです!
私にとって代表作の一つになりました。
お施主様、一緒に仕事をしてくれた皆さん ありがとうございました!

vison多気

今週から私達の担当するエリアがスタートしました!

これから7月末まで色んな工事で多気に出入りします。
私の人生でこれ以上大きな現場での仕事はきっと無いでしょう。
頑張ってやり遂げたいと思います!

越前焼

お客さんのお家に越前焼の壺を納めさせていただきました。
200年ちょっと前の壺で、肩の張りのある形でサイズも良く
季節の花はもちろん傘立てにも使えます。
既製品よりも時間の経過による味わいもあり庭の空気感にも相性ばっちり。

シマウマ書房

先日、四日市にあるメリーゴーランドという本屋さんのイベントでシマウマ書房さん厳選の本が素晴らしく
是非、お店にも行ってみたいと思っていて昨日、行ってきました。
めちゃマニアックな本ばかりでついつい長居してしまいなんだかんだで沢山の本を買ってしまいました。
シマウマ書房さんの本の内容と立地で納得したことがあるのですが、
この住宅街周辺は裕福家庭が密集している場所という事もあって、こんな良い本が集まって来るのだなと。
そして値段もお手頃でとてもおすすめです。
僕は古本屋に行く時は、山星書店さんを利用していたのですが、
新たに素晴らし本屋さんに出会えて良い時間となりました。

モダンリビング 別荘 新時代

本日発売されたモダンリビングの別荘 新時代に
READの岡田さん軽井沢のセカンドライフハウスが掲載されております!

あと、CasaBRUTUSに内田さんプロデュースの素粋居が載っております!

どちらの庭工事も今年でしたが、よくよく考えると1年の2/3はこの2現場に時間を費やした形です。
ほんと一緒に仕事をやり遂げてくれた仲間に感謝です。ありがたいことです。

奈良に

今日は、僕が造園人生において一生に一度あるか無いかと言っても過言ではない
物件のプレゼンの日でした。
限られた期限の中で精一杯やれることはやったのでダメだったとしても悔いは残りませんが、、、
せっかくここまで頑張ったので出来るといいなぁと。来年の結果待ちです!
プレゼンに協力して頂いた皆さん本当にありがとうございました!

打ち合わせが終わってから法華寺に十一面観音菩薩を見に行ったのですが非公開でレプリカでした。
その代わりに釈迦如来の仏頭と文殊菩薩騎獅像が間近に見れました。
特に文殊菩薩のうちぐりに収められた180点ほどの宝物のX線には本当に驚きました。
いったいあの体にどうやって180点も入れれたのか。
また、当時の収納(隠していた?)方法としてとても興味深い内容でした。
本堂を出て茅葺屋根の光月亭に。月ヶ瀬村から昭和46年に移築された建物でこれが良かった。
特に晴れていて時間帯もバッチリだったのか縁側に座って休んでいるのがとても心地よかった。
太陽高度が低いので軒先を交わした光が縁側に当たっておしりがぽかぽか。最高の時間だなと思った。

もう一つは生垣。庭は生垣だけで十分的な事を室生犀星が書いてて何となくは理解していたけど
この庭見て更に理解が深まりましたね。今日は本当に色々と良い経験が出来ました。

名古屋に

昨日は以前庭を作らせていただいた桑名の庭にある
木が1本 虫や鳥などで傷んでしまったとの事で確認に行ってきました。
夏の茂り具合や他の木の事も聞けて、とりあえず大丈夫そうで一安心。

その後は、名古屋に。
今回は仕事ではなく横内先生に連絡を頂き東光園の名取さんの仕事を見学させて頂けるとの事で
こんな機会はまず無いのでこの日が来るのを楽しみにしていました。

2014年に出版された横内先生の作品集を買って収録作品データを見ていた時に
作品の多く(一番多い)に東香園さんの名前があり、凄い方がいるのだなぁと感じ自分も頑張らねば!
と奮い立った感覚を今でも覚えています。
その後、toto通信で20年来のお付き合い(今は25年)という事を知り、そういう関係を築いて
色々なクライアントの想いに応えてきた二人に憧れていました。

そして、目の前でお二人が意見を出し合って庭が作られていくやり取りを見させていただきました。
阿吽の呼吸とはまさにこの事で、細かい植栽の配置や向き、色合わせ、常緑樹の連続のさせ方、
景観の見方に、室内からの微調整
更に、まだ現場に搬入されていない木の樹形もしっかりと把握されており、先生が現場で気になるところに
対する的確な受け答えを聞けて、先生が安心してお願いできると仰っていた事もしっかり理解出来ました。
仕事中ではありましたが、私の質問にも丁寧に答えていただき頂き沢山のアドバイスも頂きました。

こんな贅沢な事があっていいのでしょうか。。。
私もこの現場でのやり取りを見習い進んで行きたいと思います。

横内先生・名取さん ありがとうございました!