名古屋市 北区の庭

名古屋市北区の庭
管理に入って6年経ちました。
1枚目の写真は初めて管理に入った時でそこから、庭木の形を作り直し、枝を抜き、下草が増えるようにして2枚目の写真まで来ました。
(だいたい同じ視点、季節は違う)

この庭は木も下草も足さなければ、移植もしていません。
(歯抜けになった生垣などは足した)

庭木の形を作り直す事で空間が出来、
枝の入れ替えなどで動線にも抑揚をつける事が
剪定だけで出来た事で自信も少しつき

今までの庭作りのあり方を改めて考えさせてもらえる
きっかけになった庭です。

これからの剪定管理でどれだけ良くなっていくかとても楽しみです。

私が施主から依頼を頂いた時は建物のリノベーションが終わった後だったので
設計者の方はお会いした事ありませんが
名城大学の先生をされていた方で
建築学科の学生26名がシフトで大工さんの指導のもとリノベーションされた様です。
設計・施工のプロの監理のもととはいえ
ここまで素晴らしい空間が出来ているのは凄いと思います。
こんな事例が増えれば面白いでしょうね!!

FIX側の部分を机の様に使え、彫り込みにする事で影が出来て空間がしまってます。

↑ 引いて見てみるとよりこの影が良い。左が土壁で右側の壁はクロスなのですがその切り方が影なのは凄いなと僕は思う。

↓ 元々この家にあった冷蔵庫やワインセラー、箪笥がピッタリと納まっている棚の形状に優しさを感じました。

白い引戸はお堂とを繋ぐ仕切りでもありながら実はプロジェクターのスクリーンとしても使えて
様々な機能が盛り込まれており感動しました。

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