新しいことに

ここ2年全然旅行に行く機会も殆ど無く出張出張の仕事仕事で疲労困憊かと思いきや
それはそれで楽しく仕事させてもらっています。

ですが、もう少し先の事を考えて行くときっとこのまま仕事はまあまあ あるのでしょうが(数年後くらいの話ですよ)
年齢の事やこの先の仕事を一緒にしていく仲間の事も思うと、家庭を持ち、家族も増え、子供も大きくなりと
父母の介護などなどリアルな話も多くなる一方で
既存のシステムを引っ張り続けたままでは、気持ちや身体・金銭など
色んな意味で頭打ちになる未来しか今は見えていません。

私のように小規模でたまたま庭造りが多い所は剪定などのメンテナンス工事で頭を悩ませている人も多いと思います。剪定屋さんは剪定屋さんで庭造りしたい。なんて悩みもあるでしょうし、ランドスケープデザイナーなんかは自分の思っている風に仕上がらなかったとか、自分で手を出したい葛藤もあるでしょう。
それもこれも全部、今までの既存のやり方でやってきたからで
まだそれに希望はあるのかどうか一昔前に作られた庭の末路の悲惨さから
学びなおさないと前には進めないと思うんです。

どれもこれもやりっぱなしの仕事をしてきたツケなんでしょうね。
私も一時そういう事を悩んでいる時期がありましたが
作ったものに対する責任を感じてから今現在は剪定・メンテナンスをする事に(庭の成長を見届ける事)喜びも感じれる様になったし仕事自体のバランスも整ってきたのでそうは思わなくなりました。
ですが今まで作ってきた庭を見ていきたいなとを思うと私の弱点である規模の小ささが仇になって
雇用の事や、仲間であったり色々と考えるとそろそろ庭造りをすることは
セーブしていった方が良いと今は強く思っています。
今まだ仕事があるうちに新しい未来に向かって挑戦したいことがいくつか出てきたので
あと、数年は頑張って造園をして、それ以降は仕事量を減らして自分の出来る範囲の事だけして行こうと思います。

しっかし、造園屋ってのは割に合わない仕事ですねぇ(笑)楽しい仕事ではありますが。。
命(植物)を扱う仕事で得れた 今の生き方はどういう仕事の仕方をしてきたかも重要で
今後大きく出てくると思います。
慎重にならないと。。改めて重い仕事だと感じてます。


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