幸せな仕事
今日は奈良で仕事でした。石造物に詳しい方で山川さんという知り合いがいるのでご紹介しますと
お施主さんに言われ今日がとても待ち遠しかった。
午後に山川さんとお会いし、現場にある色んな石造物を見ながら時代や様式、この残欠はどこの部分か、設置するときの方角や目線の高さなど
質問にすらすらと答えてくれる。更に石質や見分け方など知識がとてつもない。
なんでも答えてくれるので、めちゃくちゃ質問攻めしてしまった。帰りにお施主さんから山川さん本出してるから見てみたら?という事で帰り道にAmazonで調べたら2冊も山川さんの本を持っていた。。。。恥ずかしい。。
家に帰って早速山川さんの本を探すと何故か井波律子の酒池肉林と合わさっていた。
その時は(今もだけど)莫大な富を持った(この本で言うと紂王や始皇帝や煬帝の想像を絶する放蕩三昧)人の行動にとても興味がある。
そんな事もあって午前中は青山さんという学者さんに
貴族の遊びと蹴鞠の事ばっかり聞いていた。
因みに僕はそういう遊びをしたいのではない。
人によっては僕の仕事を心の医者と言ってくれる人がいるからこそ
凡人には全く見当もつかない気持ちがほんの少しでも分かるようになれば
施主と心通わせる事が出来るのではないかと思う。
これには、人に合わせた庭を作るヒントが多く含まれていると思っている。
あと、酒池肉林と書いてある通り、本書は紂王から始まる。
紂王と言えば横山光輝の殷周伝説!
めちゃオモロイ。